「紀州のドン・ファン」が殺されてから6年。逮捕された元妻は「別の事件」で……
栃木県那須町の河川敷で焼かれた夫婦の遺体が見つかった事件。
誰が,夫婦殺害を命令したのか?動機は?
まるで分からない。
ただ,言えることは,新たに5月6日に逮捕された「全身刺青の被害者の娘の内縁の夫」が首謀者だったらしい。やっぱり「カネ」が絡んだ「家の中の犯行」?
いつの時代も、カネが「仇」の世の中だ。
思い出すのは,6年前に起こった「紀州のドン・ファン事件」である。
2018年5月24日、和歌山県田辺市の資産家で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた男性が急性覚醒剤中毒で死亡した。
この男性,地元の中学を卒業後,よく働き,コンドームの訪問販売で大成功。それを元手に「金貸し」を始めて,資産数十億。
女好きで,美女4000人に30億円,貢いだ!と言っていた。
で、若い若い、55歳年下の「女房」がドン・ファン殺しで2021年4月28日に逮捕。ところが、決定的な証拠が出てこない。
地元では「和歌山毒物カレー事件」を引き合いに「冤罪の可能性」を指摘する向きもある。
殺人捜査は結構,難しい。
実は,この元妻,別の事件で逮捕され,5月10日、和歌山地裁で初公判が予定されている。(起訴状によると、被告は2015年3月から3回にわたり、札幌市の男性=当時(61)=から海外留学の準備金などの名目で計約2980万円を詐取したと言う)
「詐欺罪」は認めるのか?
本筋の「ドン・ファン殺し」は?
それにしても、カネは多すぎると「事件」になってしまう。「金欠」は平和主義の原点だ(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
「殺し」の動機は……
「憤まん・激情」74・2%
「報復・怨恨」48・8%
「利欲目的」26・6%
「暴力団の争い」25・0%
「痴情」21・9%