編集長ヘッドライン日記 バックナンバー
2002.4月
4月25日(木) 矛盾………
テレビで、辻元さんの参考人招致を見ているうちに居眠り。何も新しいものなし。多
分、連休明け、警視庁捜査二課の事情聴取を迎えることになるだろうが……詐欺罪で在
宅起訴になる見通し。
ただ、激やせで気の毒な気もする。
午後、難しい野暮用一件。つい声を荒げてしまう。誰が悪いとは言えないが、日本全
体が苦しんでいる。君も、僕も苦しんでいる。なのに、何故か、政治家、官僚、大企業
、銀行、テレビ、大新聞が助けられ(優遇され)、庶民ばかりが、中小企業だけが虐め
られるのか。理解できない。
小泉さんの「痛み」は断じて平等ではない。こんな最中、政権党の幹事長がラブラブ
。こんな体たらく、理解出来ない。
もちろん、社民党も、民主党も、当てにならない。
ああ、少し疲れた。
夕方、社会部の先輩記者、板垣雅夫さんの送別会で外苑に。雨はやんだが……野暮用
の件で大分、落ち込んでいる。創刊(2000年7月7日)以来、今まで、この日記を
一度として休まなかったが、しばらく休もうと思う。
身体から活力が失せる。ゴールデンウィークだし、しばらく、書くことを休んで充電
したい。
5月7日ごろから再開するつもり。この間、長屋の皆さん、掲示板に書き込み、頼む
。
この間、メールも見ないつもり。皆さん、ごめんなさい。
<何だか分からない今日の名文句>
歯滅びて舌存す
4月24日(水) 幹事長、28日深夜辞任?
昨日(23日)総合ジャーリズム研究の池田さんから「週刊誌と政治」をテーマに何
か書け、という執筆依頼。「一晩考えさせて」と言っていたのだが……今日(24日)
発売の週刊文春を見て、ひどく落ち込んだ。
「山崎拓『変態行為』懇願とおぞましい写真」。
その内容が凄まじい。こんな野獣みたいな政治家が存在したのか。読むのも恥ずかしい
。
山崎さんは名誉毀損で同誌を告訴したそうだが、まず間違いない記事だろう。週刊文春の
報道には、若干の誤報もあるけれど、山崎さんの「恒常的な嘘」と比べれば比較にならない。
(もっとも事実は事実だが、意図的に流された「作意」が隠されている
ことは想像に難くはないが)
小泉さんは「プライベートのこと」と言うが、果たして「プライベートなこと」なの
だろうか。
表に出ない政治献金(極めてワイロ性が高い金)で、愛人を囲う。普通の人間なら拒
否する人格蔑視の行為。とても許せないものだと思う。
週刊文春が、どういう意図で掲載したのか、分からない。ある種の「作意」に乗った
としても「歴史」をデッサンする上で、書かなければならない、と覚悟したのだろう。
僕がこんな情報を入手したら果たして記事にするかどうか。微妙だ。多分、全く違う
書き方を工夫するだろうが……なかな書きづらい情報ではある。
ただ言えることは、日本の政治ジャーナリズムが「政治家のカネと女性」に目を光ら
せなかったから、山崎さんのような「非人間的行為」がまかり通ったという事実である
。カネを払えば、女性に対して何をしても良い、という思い上がり。
これは単なる女性問題ではない。政治家の人間差別、政治家の汚い金銭の問題だ。
「週刊誌と政治」のテーマで、何かを書こうとすれば、個別具体的な報道に触れるこ
とになる。気が進まない。この種の事実を元に論評するには、あまりに汚らしいことに
触れなくてはならない。
総合ジャーナリズム研究に申し訳ないが「とても書けない」と答える。
さて、小泉さんはどうするのか。
情報では、日曜日の補選の結果、自民党が2つの選挙区で敗れば「選挙の責任を取っ
て、山崎さん、辞任できる」というのが大方の見方。まさか「変態報道」で辞任する訳
にも行くまい。
「演歌歌手を紹介してくれ」と言った前総理大臣閣下の流れを汲む「女性蔑視発言が
随所に現れる現総理大臣」。この報道を甘く見て、山崎さんを放置すると、小泉内閣の
致命傷になる。
「カネと女パージ(粛清)」で、政界の勢力図がガラリと変わる。これも良いじゃな
いか。
夕方、早稲田の吉村ゼミの先輩で、毎日新聞同期生の加瀬さんの送別会。定年退職後
は「素浪人」とか。みんな退職して、1967年入社組は僕を含め4人になってしまっ
た。
<何だか分からない今日の名文句>
イナダイ(田舎代議士)のお座敷
4月23日(火) 秘書は何でも知っている
午後から国会記者会館で某議員を取材。
面談の待ち時間で、世間話をしていたベテラン秘書さんが「秘書の現場を知らない議論ばかりだ」
とこぼす。
「公設第二秘書の給与がベラ棒に安い原因?ご存知ですか。初めは公設秘書は一人だ
った。議員たちが『運転手つきの専用車をよこせ!』と言い出し『車は無理だ、その代
わり運転手の人件費を出そう』ということになった。そこで、第二秘書の給料は、国会
の運転手の給料と同じにしたんです。要するに、人件費補助のようなものです。それと
同じように、大多数のセンセイは政策秘書に政策を作って貰うなんてことは考えてはい
ない。公設の政策秘書も、第一秘書も、第二秘書も、私設秘書も、仕事は全く同じなん
です。違いは健康保険だけなんです。おなじ秘書でも、私設は国民健康保険。この違い
が大きいんですよ」
そうだろう。何の保証もない議員秘書。落選したら失業。国家が金を出している公設
秘書を議員は「気に入らない」と言って明日にも首を切る。
それが、この職業の矛盾なのだ。
「昔は、この男のために、自分の一生を賭けよう、という政治家がいた。いまは、そ
ういう政治家がいないんです」
そう話す秘書さんは57歳。僕と同い歳だ。何でも知っているけど、何も言えない秘
書さん。もし、秘書たちが「真相」を話したら、国会が刑務所になるだろう。
仕事場に戻り、原稿。6時過ぎ、急いで社の9階のアラスカへ。確か、ある会合が開
かれているハズだが……そんな会合はないという。勘違い。会場を間違えたか、日時を
間違えたか。ボーっとしている。57歳のボー。
時間が出来たので靖国問題の資料を調べる。小泉さんの靖国参拝。軽々しく論評でき
ないが「いかなる抵抗があっても8月15日に参拝する。8月15日は特別な日だ」と
言っていたのに。
靖国への首相の公式参拝は20回以上行われている。みんな春と秋の例大祭。こんど
の小泉さんは例大祭の前日。後退また後退。参拝の持つ意味はともかく、公約をコロリ
と変える小泉さん、信じて良いのか。
朝、突然、知らされた「もんた赤坂会」。午後9時ごろになって、時間が空いたので
、赤坂みすじ通りへ。
みのもんたとテレビ文化記者が集まる会。彼と親友ということで、いつも、みのに呼
ばれる。
みの元気。4月からスタートしたTBS土曜日早朝の情報番組。特ダネも出て、視聴
率7%前後。奴は凄い。
彼も57歳。よく飲み、良く働く。遊ぶ時間がないのが気の毒。
彼は、人気者で、この種の会はいつも盛り上がる。
小泉さんも、真紀子さんも、あまり“周辺”には人気がないようだ。
<何だか分からない今日の名文句>
巧言令色すくなし仁
4月22日(月) テレビ出演直前の逮捕劇
日銀通りの昼飯どき。この辺りにあったはず、と「室町砂場」を探すが、見あたらな
い。道を一本間違えていた。
いつも三越の帰りに、お袋と天ざるを食べるのが定番だったが、もう10数年、ご無
沙汰。今朝、お袋の夢を見たので、急に食べたくなった。
この店、創業明治2年、日本ではじめて「天ざる」を発明した。以前は「値段が高い
」と感じていたが、もり550円はそれほどでもない。ただし、量は極めて少ない。
「そばは小腹が空いたとき」と言うのが、お袋に口癖だから、あくまでも職人の「お
三時」のようなものなのだろう。大盛り900円で済ます。
ガラス戸越しに見渡せる坪庭が乙。そば湯は血圧に良い。
店を出ると、たまちゃんから携帯。日曜日の香港競馬。日本馬がワンツーを決めたが
、このレースで、たまちゃん、約10万円儲けたとの報告。まあ、おもしろい話なので
「おけら街道」に書く、と約束。
午後は神田→JRA→麻布十番商店街→東京プリンス→毎日新聞を移動。連休前にネ
タの仕入れをしなければ、と考えると、結構、ハードになる。
「ここだけの話」のゲラを点検。内容は「ダフ屋」のこと。
交番(編集局の中心のこと。幹部が平記者を「おい、お前」と呼び止めるところなの
で「交番」)あたりの話題は、三井・大阪高検公安部長逮捕の件。去年も終わり頃から
、三井はマスコミに対して「調査活動費が検事長、検事正の飲み食い、ゴルフに使われ
ている」と内部告発を繰り返していたが、22日午後3時、テレビ朝日の「スクープ」
の鳥越キャスターが大阪に出向き、三井部長にインタビューする直前の逮捕だった。
この辺の事実関係をどう書くのか。これは悪い者同士の喧嘩と思うが、どうだろう。
大事件の予感。
「おけら」を書き上げ、野暮用1件。やって来た人物が、世間話にかこつけて「サン
デー毎日のJ君、やりましたネ。サンデーは首相の首を取り、議長の首を取り、こんど
は最高裁長官の首を取る、という冗談めかした話で、盛り上がっていますよ」
井上議長の疑惑を書いたのはJ君だったのか。朝日新聞系の仕事をしていたJ君がサ
ンデー毎日の契約記者に応募したのは10数年前。「お前の好きな奴を採用しろよ」と
当時の鳥越編集長に言われ(僕は別冊編集長だった)、記者としての経験は皆無だが粘
り強いJ君と大銀行を辞めた真面目一途のY君、それに市議になった、「花屋の親父
」を採用した。
Y君とJ君はデスクになり、T君は市議になった。人間って、成長するんだ。
<何だか分からない今日の名文句>
喧嘩にかぶる笠はなし
4月21日(日) 土地バブル?本当かしら
週末、少し余裕が出来たので、雑誌類を読みあさる。気になるのは「月刊経営塾」5
月号。「公示価格下落もなんのその 2002年、再び土地バブルがやってくる 和製
ジョージ・ソロス、増田俊男が大胆予言!」という大々的な記事である。
同誌によれば「増田俊男」という人物は「この春の株価高騰を予想した人物」。その
予想が的中したいま、今度は土地バブルの再来を大胆に予言するという筋書きである。
インタビューに応えて、増田さんは「現在はモノを作って売ったり買ったりする実体
経済よりも、市場経済の方が遙かに大きい。世界のマーケットが24時間動いて200
兆円とも、300兆円とも投機マネーが動いている。日本の国家が動かしているお金は年
間83兆円。つまり小泉内閣の経済対策がどうの、総合デフレ対策がどうのと言っても
雀の涙にもならない。要は300兆円を越える金がどう動くかで決まる。その最たるも
のがヘッジファンドです」と言うようなことを述べる。
そして終わりの方で「そのヘッジファンドが日本の土地を買いまくる」と断定的に話
す。
お金が物々交換の手段でなく、投機の道具になっていることは事実だ。が、ヘッジフ
ァンドが日本の土地を買い漁る、と言うには若干の飛躍があるように思う。
大体「この春の株価高騰」と言えるような風向きなのか。
「増田俊男」なる人物は、どういう人か、全く知らなかった。調べてみると、彼は「
赤穂四十七士・早水藤左衛門の末裔」(と本人が言っている) 慶応大学商学部卒業後
、東急エージェンシーを経て、全米で事業を展開していると言う。
「4月18日の生まれ」らしく、4月18日生まれの柿本人麿から「愛」を受け継ぎ
、4月18日に死亡したアインシュタインから「理論」を受け継ぎ、4月18日に生まれた
五島慶太から「戦略」を受け継いだーーというようなことを話しているらしい。一部に
ファンも多いし、著書もある。が、胡散臭い。
閉息感がヒシヒシとする昨今、せめて景気の良い話を読みたいという読者心理も分か
らないではないが……この種の記事は好きになれないのだ。
株価予想は上がるか、下がるか、当たる確率50%の賭け。だから、他人の反目を張
れば、たまには「的中」する。儲けることも出来る。世間の大多数を反目にまわし的中
すれば「英雄」になることもあって、おかしくない。しかし、それは丁半の予想。18
頭の中から勝ち馬を探す、競馬の予想と「予想行為」の質が違う。運が左右する面もあ
る。
一度か二度、値上がりを指摘しただけで「権威」を与えるような誌面は……僕は嫌い
だ。土地の価格も下げ止まりの頃合い。場所によっては上がるだろう。上がって当然と
いうところもある。
そのタイミングではあるが、バブル再来、というもは、理解できない。
不景気のドン詰まり。この種の情報がゴシップめいた情報欄に載るのは結構だが、メ
インの記事になるのは……恐ろしいような気がする。ユニークな雑誌の一つだから気に
なる。
小泉さん、靖国参拝。軽々に論評できない。
ト・アギョク。9年ぶりの優勝。おめでとう。テレビニュースを見て、こっちも泣けち
ゃった。「一番いいときに故障したから」というセリフ。分かるなあ。
おめでとう。僕たちの励みになる。
ふるさとダービー。斉藤登志信、やったぜ!彼も我慢した。
<何だか分からない今日の名文句>
石の上にも3×3年
4月18日(木) ワイドショーの撤退
朝のテレビはその日、その日の出来心で選局する。NHKを見たり、やじうまワイド
を見たり、BSの世界のニュースを見たり、ラジオにしたり……小泉内閣が出来てから
、たまにはワイド番組も見るようになった。
その中でも、テレビ朝日のスーパーモーニングは政界の喧嘩騒動で視聴率を上げてい
た。
真紀子さんを応援するコメンテーターが多いこの番組、それなりの影響力もあるらし
く、ワイドショー政局を左右する一面もあったらしい。
ところが、4月に入って、司会者も代わり、政局ものは次第に姿を消し、事件三面記
事風のワイドショーに戻った。
何故だろう。ワイドショーの本道に戻ったのか。梨元さんの「 狂言師・和泉元弥一
家の疑惑」みたいな三面記事が視聴率を稼ぐのか。どうでも良いことなのだが……番組に
「圧力のようなもの」がかかったのではないかと勘ぐる。
ワイドショーの政治面からの撤退?も政治学的に分析したら良い。
掲示板に「週刊朝日」にみのもんたの対談が載っているというので買う。みのさんの
対談では、僕が知らないこと多くて、おもしろかったが、ほかに興味を感じるところ皆
無。そのくらいなら「週刊文春」にすれば良かった、と思ったりする。
週刊誌は「どうしても読みたいものが3本なければ買わない」というのが読者の本音
。週朝さん、頑張って!
「競馬はロマン」の原稿を書き上げた頃、Jrがやって来て、ワールドカップの話を
してくれる。あまりサッカーに興味がないので、世の中、ワールドカップで動いている
のことをまるで知らなかった。で、神田あたりで、ワールドカップ関連取材。勉強また
勉強。何でも知ってる記者にならないといけない。
学者は専門、記者は「何でも」でなきゃ。
午後出社。「遊軍会で“あれも調べたい”“これも特集で書きたい”というテーマが
幾つも出たが人間が足りない」と社会部長氏。やりくりが大変なにだろう。どの新聞社
でも、人手が足らない。そこに持ってきて、マスコミ規制3法。活字メディアは苦難の
時代?
某府ふるさとダービー。初日6レース、大好きな大好きな42歳、滝沢が勝つ
。2日目は、これも大好きな(調子最悪だが)伏見の番手。夢のような取り組み。
明日(4月19日)は10レース「7−1」で大勝負!42歳が二連勝するなんて、
考えられないが、俺は買う。これが、仁義よ。滝沢、頑張れ!
<何だか分からない今日の名文句>
愛輪の誠
4月17日(水) 不公平!じゃありませんか
午前に一件、午後に一件、大事な野暮用。それぞれにそれなりに準備があり、時間が
足りない。(たまに「野暮用の内容を書け」というメールをいただくが「野暮用」とは
「日記では書けないこと」と言う意味。ご承知下さい)
例のお勉強、午後の野暮用が長引き、今回もお休み。先生に怒られても仕方ない。
(たまに「お勉強とは何か」と言う質問が来るが「言うも恥ずかしい塾通い」。内緒に
していたいのだ)
夕方、スーパーヤマザキへ餃子を買いに行き、約3キロ歩いたが、今日も運動不足。
最近、フに落ちないことがいっぱいある。
ペイオフが実施され、銀行が破綻すると、預金者は1000万円しか保証されない。
だったら銀行から金を借りている方はどうなるのか。
銀行員に聞くと「預金額と相殺された残りの借金は受け皿銀行に移行される」。
おかしい。
1)預金だけしている者は1000万円しか保証されないのに、借金をした者は「預
金額と借金と相殺」という形で1000万円以上を保証される。
2)預金額より多額の資金を融資受けている者は、取引銀行の破綻で、事実上、無一
文になって(運転資金がなくなって)受け皿銀行から、借金を催促される。(銀行が1
000万円しか保証しないのなら、借り手も、破産銀行に返済額を全額保証する必要は
ない、という議論もあって当然である)
3)要するに、銀行利用者に損をさせるための(一部の銀行を太らせるための)カラ
クリではないか。
ゼロに近い金利で預金させ、A銀行は計画破産し、B銀行は優良債権を譲り受け、A
銀行に投入された公的資金は消える。(公的資金=俺の税金。新聞は「我々の税金」と
書く。これがいけない。納税者意識をはっきりするために「俺の税金」と書くべきだ。
税金を払ってない人が「我々の税金」と平気でしゃべるのもおかしい)
世の中、不公平だ。大企業は借金を棒引きされ、零細な個人経営者、中小企業に棒引
きはない。
出来るだけ不公平をなくすために政(まつりごと)がある。不公平を生むための行政
なんて真っ平だ。
テレビで、それほど興味がないサッカーの試合を見ていたら、眠くなった。
午後8時半、就寝。
<何だか分からない今日の名文句>
金持ち預金せず(従って喧嘩せず)
4月16日(火) 舛添よ、辞めてしまえ!
大阪の「女性職能集団 WARP」の理事長、井上チイ子さん、来訪。講演を依頼さ
れる。承諾。
以前から、お名前は存じ上げていたが、エネルギッシュな方で、何でもざっくばらん
に話す。
雪印の再生に知恵を貸しているとのこと。この経過を聞けば、参考になることばかり
。一瞬の内に、超優良会社が地獄へ堕ちる話を聞くと、背筋の凍る。女性が「雪印は買
わない」と言い出せば、どんな会社でも潰れる。
マスコミが「雪印は悪」と喧伝するあいだに、罪のない雪印の人間が次々に路頭に迷
う。マスコミの正義感は一過性で、雪印に関わった人間が長いこと培ってきた「伝統」
を無視して「悪」の報道を垂れ流してしまう。マスコミは「この問題、みんなで考えま
しょう」と言った優等生的な報道をするが、その実、いつも「後は野となれ!」である
。
別の友人の話では、雪印の役員の給与は4割減だという。気の毒でならない。
企業の危機管理能力が欠けていると、会社も、政治家も大変なことになる。みずほ銀
行の幹部よ!
早く対処しないと、潰れるぞ。
午後から、原稿を書き、若干の街ダネ取材。どうも時間が足りない。
舛添参院議員センセイが自民党を離党するのでは……という噂?が飛び込む。今週の
「週刊現代」で小泉批判をしているから、そんな噂が出るのだろう。
要するに「一年生議員」だから、彼の言い分が全く無視されている、という不満を吐
き出したのだろう。
だから言ったじゃないか。タレント議員は、選挙の時だけの「人寄せパンダ」。言論
人の影響力と一年生議員の影響力は、どちらが大きいか、これは微妙だぞ。
この日記で参院選出馬に反対した手前、もう1年以上も舛添に会っていないが、たま
には顔を見せてやろうか。もっとも、偉くなったセンセイに会うのは大変かも知れない
が……。
まあ、いいや。俺たち、欲得なしの競馬仲間なんだから。でも、会って「辞めちゃえ
!」と言えるかな。
夕方、友人2人がやって来てきて、近くの「赤兎」。その後、久しぶりに「ひまわり
」に回る。若くして某社の取締役になったI君は、二枚目の上に歌が上手い。モテるハ
ズだ。
最近、不細工な男より、二枚目と一緒に飲んだ方が、何かと、楽しいような気がする
。
この夜も、風強し。
<何だか分からない今日の名文句>
議員は所詮「並び大名」
4月15日(月) 加藤さんと北朝鮮の疑惑
一年ぐらい前に、この日記で「健康養護施設・久留米学園の思い出」と書いた。これ
をインターネットの検索で探し当てた先輩の卒業生が「僕の思い出」を久留米学園同窓
会のホームページにリンクしてくれた。
それが縁で、僕が小学4年の時の楓寮の寮母先生を探し当てることが出来た。インタ
ーネットは思わぬ人の出会いを助けてくれる。
朝、八王子に住む「小松愛子先生(旧姓・原愛子先生)」に電話する。46年前の園
児から電話を貰った愛子先生、はじめはきょとんとしていたが「太郎君か、覚えてい
る、覚えている。色の白い、痩せた男の子だった」。
「怒られてばかりでした」と言うと先生は「嘘!私、優しかったはずだけど」思
い出話は尽きない。
先生、幾つになられたのか。「君は定年を迎えたの?」と言われる。「まだ現役です
よ。毎日新聞の記者をしています」と言うと「本当!うち、昔から毎日よ」。でも先生
、僕の記事は読んでいなかった。
元々「牧」という名前には記憶がなく「太郎」という生徒がいた、という程度の記憶
だったから……まして、健康に不安があって、養護学園に収容された園児が、体が命の
新聞記者になるなんて思っても見なかったようだ。
「近々、会おう」ということになった。
出社すると、編集局の壁に某新聞業界紙が張り出してある。新聞各社のABC調査の
結果の記事。読売、朝日、産経部数減。不景気だから仕方ないが、毎日は増。真面目な
紙面が喜ばれるているのか。
「ここだけの話」は、片マヒのゴルフ選手権を書く。
職場の話題1。非常に小さな記事だが、サンデー毎日の「北朝鮮に一本釣りされた加
藤紘一氏のコメ支援に新疑惑」。実は、これが加藤さんを追いつめる隠れた決め球。実
は秘書・佐藤三郎さんの「生まれ」「北朝鮮単独入国」などに、様々な疑惑が浮かんで
いる。検察はこれらの事実をどの程度、掴んでいるのか。
サンデー毎日は編集長が代わり、生き生きしている。週刊誌は編集長で変わる。
話題2。メディア規制3法は、我々、WEB新聞も規制する、との噂。掲示板の書き
込みも取り締まりの適用を受けるのか。これは勉強しなければ……。
夜、風強し。
<何だか分からない今日の名文句>
コメ支援をピンハネ?
4月14日(日) 「暴露」と別にやるべき事
事情があって市川で日曜日の朝を迎える。(TBSラジオは金曜日に収録。ここでは
橘大五郎の話をした)裏山の国府台に緑の風。気分が良い朝だ。
大門通りで「焼きたての天然酵母パン」の店を発見した。「オープンオープン」(千
葉県市川市市川2−30−25 tel047−324−8067 木曜定休)
パンは無添加、無着色。店で食べることも出来る。朝のセットは焼きたてパンとカボ
チャのスープとコーヒーで430円。これはお値打ち。
秘書給料ピンハネ事件は依然として拡大する様子。「実は私も……」と告白する議員
まで出てくるという話だ。早く告白して、お許しを得るのが得策という雰囲気なのだろ
う。もちろん、新たに不正を告発する向きもまだまだ登場する。今週も、日本は「暴
露列島」である。
この騒ぎで槍玉にあがっている真紀子さんは、官邸の外交機密費流用の暴露で切り返
すらしい。共産党が入手して暴露した「加藤官房長官時代の内閣機密費流用」より、核爆
弾が大きい?と言うのだが……それをちらつかせれば……だから自民党幹部も「真紀子
さん追及」に及び腰なのだろう。
しかし、こんな暴露合戦で時間を浪費していいのだろうか。
再三、指摘しているが、今、求められている国家的課題は金融システムの崩壊回避で
ある。(「ゆとりの教育」にも、掲示板が指摘するように、問題は山積しているが、こ
れは市民の個別な意思、努力である程度解決できる。が、金融システムの問題は市民
の個人的努力では、どうにもならない)。
政府の株価維持政策と空売り規制で、一時的に株価が安定しているかに見えるが、不
良債権は全く解消されていない。次々に○○月危機が繰り返される。問題を整理して、
内閣は大方針を説明すべきだ。場合によっては、金融システムがすべて国有化されかね
ない事態だってありうるのだから。
政府がやることは、あるいは自民党がやること、野党がやること、新聞がやることは
、秘書給与ピンハネ(大きな問題を内包してはいるが)の犯人探しではない。
午後から、中山競馬場の皐月賞に行く。
「4枠7番ダイタクフラッグの2着逃げ残り。江田マジックの再現?」とこの日記に
書いたように「何とか、万馬券を取りたい」とばかり、ダイタクのワイド総流し。それ
に、少額の馬連総流し。たまちゃんに「これは無理でしょう」と言われながら、13番
人気のこの馬と心中を覚悟した。
「逃げ残った」と思って「取った!」と叫んだが、写真判定で4着。もし、2着に入
っていれば……もし3着残っていれば……涙、ちょちょ切れる。
それでも、押さえの「タイガーカフェのワイド」で、万馬券ゲット。何とかなった。
(この模様は今週の「おけら街道」に書く)
中山開催がこの日で、ひとまず終わる。馬場を管理するスタッフの打ち上げに、会費
1000円で参加する。若いスタッフの作った餃子がうまい。
ビールも飲まず、急いで柳橋に戻り、午後9時からNHKスペシャル「変革の世紀」
を見る。「国家を越える市民パワー」というテーマ。期待通りおもしろいかった。
多国籍企業と市民パワーが対立するのが21世紀初頭ーーと考えていたので、それを
裏付けるデータと見ることも出来る。動乱の原因は宗教対立より貧困ーーというのが僕
の持説。多国籍企業が貧富を生んでいる。
世界的な貧富の差。国内的にも貧富の差がありすぎる。「ゆとりの教育」なって言っ
ても、要するに貧乏人の子供は塾に行けずに落ちこぼれろ!ーーということだろう。「
ゆとり」という名の差別に他ならない。
430円の朝飯を食べ、趣味の競馬に行ける幸せ。それを実感しつつ、貧富の差の現
実も痛感するしかない。
これを矛盾と考えずに、今、市民パワーを「貧困からの解放」に向ける努力。それが
必要なのだろう。これ以上、国内的にも貧富の差をつけてはいけない。「金融システム
の崩壊→街にあふれる失業者」は回避しなければならない。
<何だか分からない今日の名文句>
貧富あるところ革命あり
4月11日(木) 江田マジックに乗った!
「何で鹿児島展」で買い求めた黒酢を飲む。酢は苦手なので、蜂蜜を混ぜて飲む。
黒酢は野天に並べられた陶器にこうじと米と天然の湧き水で仕込む。南国の太陽エネルギーで時間をかけて発酵させる「天然つぼ酢醸造法」は酢の町・福山で200年前に始められた。黒のロマンを感じる。
(さらなる訂正・一昨日の日記で「大山ドクターの気骨のお父上のことを「鹿児島の
五高の出身」と書き、昨日の日記で「七高の謝り」と書いた。これ、いずれも間違い。
正確には「鹿児島で生まれ、旧制高校は熊本の五高に進んだ」が正しい。重ね重ね失礼した。「どうでも良いが」と大山ドクターがメールで知らせてくれ「いずれ親父を紹介するよ」とのこと。楽しみだ)
黒酢を飲んでから、たいとう診療所のリハビリ。連休明けから、これまで週3回の外来リハビリが月〜金の週5回になる。患者が増えて、増えて……ということ。麻痺している右足の爪が「巻き爪」になっているので、看護婦さんに切ってもらう。みんな親切だ。
診療所は来年春、少し離れたビルに移る予定。現在建設中である。かなり広いスペースになるようで「緊急入院出来るようにしたい」と若き赤髭・今井院長。その今井クンの師匠・石川誠先生は、高知から江戸に攻め込み「首都東京に本格的なリハビリ病院を作る夢」を一歩一歩、実現させている。6月1日、初台リハビリテーション病院オープン。(東京・渋谷区本町3−53−3、tel03−5365−8500)
回復期のリハビリの充実で、障害者も再び輝ける人生に!という願い。「土佐・石川組」はただ今「リハビリ維新」に突進中。しばらく会っていないが、元革マルの理学療法士、伊藤さんも、たいとう診療所から初台に移り、健闘中。初台オープンを知らせるうれしい手紙は、昼、届けられた。
午後、出社。エコノミスト編集部から「人間探訪のようなものを書かないか」とお誘
い。有り難いことだ。でも、果たして納得できるものが書けるか。「しばらく考えさせ
てくれ」と答える。
警視庁捜査2課担当の20代後半、やっかいになった刑事、足澤徳夫さんから「警視庁の定年退職しました」という手紙。デカ人生の後半は少年補導一筋だった芦沢さん。
定年後も少年育成に力を入れるらしい。これからもよろしく。
捜査2課担当の頃、チームを組んでいた社会部の先輩記者・板垣雅夫さんも定年。廊下で後輩記者に会うと「板さんの送別会の呼びかけ人になっていただけないか」と言われ、喜んで承諾する。
板さんには、新潟支局、警視庁と色々なことを教えてもらった。
さて、その古巣の警視庁捜査2課は、ただ今「仕入れ」の最中。僕が知る限りでは、3つの知能犯事件が摘発されそうである。
中には警視庁が宗男がらみの事件をやる、という情報もある。が、多分、僕のカンでは地検がやるのだろう。
皐月賞の枠順決定。狙いは4枠7番ダイタクフラッグの2着逃げ残り。江田マジック
の再現?
でも、最近は馬券成績最悪。何とか、万馬券を取りたい。
皆さん、皐月賞3連単、お忘れなきよう。
<何だか分からない今日の名文句>
江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し
4月10日(水) 検察は宗男逮捕のネタを!?
専売病院で検診。血圧130−80。順調。気のせいか、患者さんが少なくなった感
じがする。いつもの年より暖かいから風邪の患者がいないのか。あるいは、行く行くの
「医療費の負担増」を意識して、病院通いを自粛しているのか。気のせいか、都心を行
き交う車の数も少ない。
今日も、三越の「何で鹿児島展」に出かけ、昼飯は「かつお丼」800円。2800
円の黒酢を買う。(訂正・昨日の日記で「鹿児島の五高」と書いたが「七高」の謝り。
四人の方から指摘される。勘違い。お詫びする)
テレビ党首討論。小泉さんはこのところ、蝋人形のような顔つきだったが、どうも冴
えない。鳩山さんは、もっと冴えない。政治家が、お互いに埃をたたくうちに、みんな
半病人の顔つきになる。
久しぶりに例のお勉強。その後、社会部部会。4月に異動した面々が紹介される。型破
り記者はいないような感じ。司会のデスク氏が「○○記者は朝日新聞にも受かったが、
毎日に来た変わり者」と紹介していたが、僕らの頃は、朝日を袖にした奴が何人もいた
。
僕の年は日程上、朝日と毎日の両社を受験することが出来なかったから、ハッキリし
たことは言えないが、学生の人気は毎日の方が数段上だった。大森実さんの「泥と災の
インドシナ」が人気の原因だった。
確かに今は朝日新聞の方が給料が高いから、そっちの方へ行く奴が多いとは思うが…
…もう一度、新聞社を受験するということになったら、断然、毎日だ。気に入らないと
ころもあるが、毎日には自由がある。まともな正義感がある。朝日は……。
如何にも善意ぶった論調で、実は裏で権力にピッタリで、いつも市民を惑わす新聞な
んて……。時に「犯罪的」と思うことすらある。とは、言ったものの、学生が就職の相
談に来ると「安定性では、やっぱり朝日か日経だろうな」なんて言ってしまう。「自由
の毎日を勧めたいが」と言うのが精一杯。せちがなくなれば、やはり収入が、判断基準
?
35年勤務で、記念品代1万5000円をいただく。「あまりに安い」という意見も
あるが、読者の中には、生活費を切りつめて、新聞を読んでくれているのだから、文句
も言えまい。
親友の倅が朝日の第一次試験に合格した、との知らせ。喜んで良いのか、悪いのか。
複雑。
部会では乾杯の音頭を取れ、と言われ「社会部記者は遊ばなきゃ」と話す。常田社会
部長も良く遊んだけれど、立場上「遊べ!」とも言えないだろう。
夜。情報収集。ハッキリしたことは言えないが、検察当局は「宗男立件」のネタを掴
んだ(模様)。(「模様」と書かないと、検察当局は怒る)
ゴールデンウイークを境に舞台は国会から「法的責任」に移る。加藤の件、在宅起訴
、と思うが、不起訴という声もあり、微妙なり。
<何だか分からない今日の名文句>
貧すら……自由
4月9日(火) 鹿児島の気骨
午前中に野暮用が2件。午後、雨が止んで、日本橋三越の「第2回何で、鹿児島展」を
覗く。
何故か、ここ数年、鹿児島が江戸、函館の次いで「興味のある土地」になってしまっ
た。鹿児とは「鹿の子が住む」という意味らしく、鹿児島は半島に囲まれた現在の桜島
のことを言うらしい。
小さな時から「薩長」は江戸の敵と聞かされていた。明治維新の立役者だが、花柳界で
は狼藉者、つまり今で言う「セクハラ人種」と聞かされていた。男女差別が徹底してい
る土地柄という印象が強いが、このところ、人間探訪すると、そうでもない気がする。
むしろ、彼らに面「気骨」を感じることもある。
南国の明るさ。それがいい。明るさに鹿児島人は「強い意志」を感じる。黒潮、黒い
食、黒いパワー。「黒」という色彩に、むしろ「明るさ」を感じるのが、不思議だ。
無骨だが、こうと決めたら動かず、時には潔く決断するバイタリティ。今の指導者に
、そんな薩摩の気骨が必要なのだ。
「何で鹿児島展」は「黒い食」がテーマ。明石屋の「かるかん」、徳永屋の「さつま
あげ」、馬場水産の「かます開き」、やまごの「せんべい」、マルフク川端水産の「き
びなご」等々。
いち松とらや寿司の「奄美すぎ鮨」「きびなご鮨」が旨い。鹿北醤油の「伊佐しぼり
・ゴールドオイル椿油」がアトピーに効くと言うので買う。「伊佐」というところは内
陸部にあるらしいが、応対した青年が、非常に素朴で、正直者のような気がして、意味
なくうれしくなる。最近、薩摩の人間が好きになりそうだ。(「何で鹿児島展」は14
日まで)
夜、主治医の大山ドクターのご家族と夕食。バレンタインデーに「どうせセンセイには
プレゼントがこないだろうから」とチョコレートをあげた。奥さんがこの愚
挙に感激して「お礼に」ということで、夕食をおごってくれることになった。
西麻布2丁目の「究極の焼き肉・虎の穴」。確かに良い肉を使っている。センセイの
話では芸能人が集まるらしい。
幅広い議論。喫茶店に場所を移しても激論?11時過ぎる。
聞けば、センセイのお父さんは鹿児島の五高出身。80歳を越えても開業医(小児科
・内科)の現役。「3割負担の保険なんてまやかし。医師は保険医を総辞退すべきだ」
と意気軒昂と聞く。
薩摩人がまた好きになった。
情報1 武豊復帰。うまく行けば20日に騎乗。
情報2 例の友人が日本共産党を訴えた件。東京地検、届け出を受理。
情報3 北朝鮮拉致事件議連の主要メンバー、骨格決まる。
等々。午前一時就寝。
<何だか分からない今日の名文句>
出所進退、黒潮文化を学べ!
4月8日(月) 加藤さんは在宅起訴?
朝、東大病院眼科で検診。左目の視力は眼鏡をしても1.0。僅かながら、低下して
いる。
いつの間にか、東大病院も自動支払い機が導入された。便利だが、何もかにも「自動
万能」というのはどうしたものか。
病院から話し声が消えていくようで怖い。自動機能はいつか大障害を起こす。当然の
ことだが、パニックになるのが恐ろしい。みずほ銀行の件は、このまま、正常化される
のか、かなり疑問だ。
出社すると、テレビが加藤さんの参考人招致を中継。ちょうど、辞職表明が終わった
直後だった。「突然の辞職」と盛んにテレビは報道しているが、そうだろうか。
「社会的、政治的、道義的責任を取る」と言うけれど、辞職表明の動機はズバリ「刑
事的責任」を逃れる手段なのだろう。
多分、一両日中に加藤さんの事情聴取が行われるだろう。加藤さんは「知らぬ存ぜぬ
」で押し通すつもりだろう。所得税の修正申告をすることで、刑事的に「灰色決着」を
受けるつもりだろう。「すでに議員辞任で社会的制裁を受けている」と情状酌量を求め
るハラなのだろうが。
すでにこの辺の政治的取引が裏で始まっているのだろう。山崎さんは「いま辞めれば
……」と話したのだろう。
しかし、世の中、そんなに甘くないゾ。最悪「逮捕」を免れ「在宅起訴」に持ち込む
のが、精一杯だろう。佐藤三郎が悪、加藤は被害者……という言い訳は通らない。
「ここだけの話」のゲラ直し。今週は橘大五郎のことを書く。
夕方、たまちゃん、カンバイさんと大井競馬場へ。ナイターが始まった日に、100
万円馬券。この模様は「おけら街道」で書くことにする。
たまちゃんの情報。「知り合いが社長を勤める某銀行は意外にも赤字決算」。かなり
心配している。
「すべての銀行が赤字決算にするシナリオだから、心配するな」と答える。これは、
一金融機関の個別な話ではない。3月危機はなくなった、というのは壮大な嘘のような
ものだ。
サンデー毎日は「井上参院議長追撃第2弾」。力が入っている。
<何だか分からない今日の名文句>
政治家に情状酌量なし
4月7日(日) 韓国で487人が拉致された
5日の金曜日夜、東京・三田の友愛会館で開かれた「自民党・外務省内拉致擁護勢力
糾弾 有本恵子さん拉致真相究明緊急集会」に。掲示板の常連、さとりんさんが「取材
したら」と書き込みしてくれたので集会のことを知った。
参加して良かったこと。
横田めぐみさんのご両親に挨拶できた。ご両親に友人の元新潟県警捜査一課長が「も
し横田さんのご両親に会ったら話してくれ」と以前、話していたことを伝える。
元課長の話。「めぐみさんが拉致された時、僕が一課長をしていた。ちょうど、この
頃、長岡で残虐な殺しがあった。残酷な事件で、これを解決しなければ、と全力を投入
した。めぐみさんの事件に力を入れなかった訳ではないが、当時は北朝鮮の拉致とは思
わなかった」。当然だろう。警察当局が責任を取るような事件の展開ではないが、心残
りなのだろう。
ご両親に話すと、「長岡の殺し」のことは良く覚えています。実は、あの殺しの被害
者がめぐみではないか、と心配しましたことを覚えています」と話された。ご両親は物
静かな方で、初対面の当方に、色々なことを淡々と話してくれた。
参加して良かったこと。その2。
最近になってこの事件に興味を持ったので、基礎知識がない。この日参加したことで
、幾つか、驚くべきことを知った。例えば、韓国人が多数、北朝鮮に拉致されているこ
と。現時点で、はっきりしているのが487人。家族会が出来、家族の解放を求めてい
るのだが、韓国政府は立ちあがっていない。いわゆる、太陽政策の絡みで、拉致事件を
公にしないのか。日本と良く似ている。
議員連盟は会長の中山さんが辞任したことで、新しい議員連盟が出来る、と平沢代議
士が説明した。「これからは行動する議員連盟になる」という言葉に期待したい。
例の元共産党秘書の友人が党を相手に告訴した。司法記者クラブで会見したらしいが
、忙しくて顔を出せなかった。訴えるのは彼の信念で結構だが、秘書給与詐欺事件はど
こにも転がっているような気配。次々の暴露暴露では……僕の本心を言えば、秘書給与
の不正は駐車違反を交通警察に届け出るのと同じ用に法的に、そして事務的に処理した
方が良いように思う。
国会には、扱うべき大事なことがあるハズだ。例えば、みずほ銀行の件。この問題の
情報公開を進めなければならない。このままでは国際的に日本は馬鹿にされる。単なる
一企業のミスという範囲を超えている。
議員も、マスコミも不得意な分野なので、沈黙しているのだろう。素人の当方「もし
かして、ハッカーが入った結果、大惨事が起こってたのではないか?」なんて、誤解す
る。そんな勘違いが起きないようにも、政府は事態を説明すべきだ。
「あの時、秘書給与の問題に懸かりっきりで……」なんて言い訳にもならない。
日曜日は朝から、競馬新聞を見て「検討に次ぐ検討」。一着になると信じたシャイニ
ンルビーの相手を選ぶのに全力を上げる。相手探しが難しかったら「単」で行こうと思
ったが、スマイルトゥモローが総合点で二着候補、と思って、たまちゃんに馬券を頼も
うした…ところが、ルビー22キロ減。これは駄目だ!
そこで、スマイルで総流しを敢行。ところが、そのスマイルが出遅れ。ああ、ツイて
ない。ちょっと前まで「3−1」で決まりなんて思っていたのに。残念無念。
皐月賞は頑張るぞ!(例の3連単をやるので、参加してくれ)
<何だか分からない今日の名文句>
国政の優先順位?
4月4日(木) 角栄宅に4億円を運んだ男
送ってくれた月刊現代に「田中角栄の元側近36年目の衝撃証言『私は原発用地売却
代金4億円へ運んだ」』なる記事が載っている。ジャーナリスト、森省歩さんの作品で
ある。
証言者は木村博保・元刈羽郡越山会会長。刈羽村長、新潟県議を勤めた人だ。
村長だった木村さんは、昭和40年ごろ、北越製紙が手放そうとした土地を自費で買
い、砂丘地農業を展開しようとする。農業構造改革なくして村の将来はない、と思った
からだ。ところが、この土地が東京電力の柏崎原子力発電所の建設候補地になってしま
う。
木村さんの夢は実現せず、やむなく土地を東京電力に転売する。この間、相談に乗っ
てもらっていた親分・角栄さんから「カネがいる」と言われ、土地の代金4億円を現ナ
マを東京目白の田中邸に運んだ。その模様、カネの使い道、などを書いている。総裁選
が迫っていた。
実におもしろい内容である。
特に興味を覚えたのは、木村さんが4億円を運んだ相棒である。「ボストンバックは
私が持ち、紙袋は本間秘書が持った」とある。本間秘書?
そこには「本間昂一」とあるが、その人物と、真紀子さんが「国家老」として重用し
ていた公設第一秘書「本間幸一」さんとの関係は?(実は重用せずに、隙間風が吹いて
いる、という説もある)
「本間昂一」さんと「本間幸一」さんは同一人物か、親子か、赤の他人か。
真紀子さんの秘書給与ピンハネ疑惑解明はキーマンは。その「本間秘書」である。
「競馬はロマン」ほか2本の原稿を書き上げ、夕方、やっと時間が出来たので、浅草
まで散歩。花冷えの季節なのか、夜は寒い。
帰ってCSで小倉競輪。最終レース、狙いがビシッと当たり、万歳、万歳!
ツキが戻ってきた。日曜日は桜花賞だ。
<何だか分からない今日の名文句>
越後の血統(決闘?)
4月3日(水) 京都の「仁義なき戦い」
起きたら13度。じわ〜と寝間着に汗。もう初夏?
藤が咲いているところもあるらしい。ゴールデンウイークが終わると30度ーーという
天気予報もある。異変か。
共同通信の社会部から「何故、週刊誌は石原慎太郎を取り上げるのか?」と趣旨の電
話取材を受ける。
まあ、別に慎太郎だけを追いかけているとも思わないが……僕なりの感想をしゃべる
。どうやら企画モノに使うらしい。
昼、御徒町でカシミールカレーを食べる。暑くなると極辛カレーが欲しくなる。
夕方、柳橋の仕事場で「気の置けない仲間6人」と飲む。話題は政治向きの話オンリ
ー。
例えば、
京都府知事選。24年ぶりに革新府政を目指す共産党推薦の候補が善戦している話。
辻元さんのこと。刑事訴追されても、これほど「同じような犯罪」が発覚すると起訴さ
れないだろう、という予想。
井上参院議長の政策秘書の裏金疑惑。報じたサンデー毎日を探したら、どこの本屋で
も売り切れ。これは大学合格号と重なったからか。田中真紀子さんの秘書給料ピンハネ
疑惑。なぜ、週刊文春、週刊新潮にそろって同じネタが出るのかーーと言った話で午後
10時半まで。
ここでも石原さんが次期総理でいいのか、で激論。
友人たちが帰ってから、若干の電話情報。
意外にも、武部農水相の続投。公明党のパフォーマンスに小泉さんが「問責決議案に
賛成して、連立解消する度胸があるのか」と開き直った図式。電話の友人は「小泉さん
は野中の影響力をそぐために京都府知事選で自民党は負けても良い、と考えているんじ
ゃないの。選挙のために、野中のために、武部の首なんて取れるか、という気持ちがあ
る」と穿った見方を披露する。野中+公明VS小泉?
もう一つの電話は例の友人の元共産党秘書から。「京都で俺のことを書いたビラが6
0万部も出ているらしい。自民党、公明党が“共産党もピンハネ”を宣伝しているらし
い」。彼、否応なしに党利党略のネタに使われる。そして、選挙が終われば彼は用なし
ーーではないのか。複雑な心境だろう。「あす発売の週刊新潮が俺のことを2ページ書
くらしい」と話す。
当分「彼もピンハネ、彼女もピンハネ」が続くのか。寝る前にテレビを見れば「社民
党は、辻元さんに名義貸しの人物を紹介したのは、土井さんの秘書・五島さん」と発表
。かなり前に日記で「G」と書いた人物である。
土井さん、苦しい言い訳。本当は辞めたいのだが、ポスト土井がいない社民党。解党
寸前ではないのか。
気候も異常だが、阪神4連勝も異常?
監督が変わると、これほど、違うのか。でも、野村阪神が生まれた時も、
同じような熱狂があったように思うのだが、記憶違い?
<何だか分からない今日の名文句>
ちくり、ちくりが「ちくり負け」
4月2日(火) 最新・吉原ソープランド情報
日本競馬史上初めての3連複、3連単をスタートする浦和競馬場に取材に行く。たま
ちゃん、同行。
いつもの入場者が7000人ぐらいだから、約1万人は快挙である。
ただ、農水省の間抜けな行政指導で、9頭以上出走すれば3連単が発売出来ない。
その矛盾をスポニチの「おけら街道」に書く。
4レース遊んで、一度も当たらない。最終レースでたまちゃんと一度は「3−1−(
総流し)」で行こうと確認していたが、1番の馬が「体重14キロ増」と知り、方向転
換。「3−6ー(総流し)」で勝負。
ところが「3−1−4」と入る。3連単26850円。当初の決断だったら、2人で
50万円が懐に入ったのに……残念無念!
競馬場から南浦和駅までトボトボと歩く。ああ、ちきしょう!
汗が出る。まるで、初夏の気候。
上野の駅前の「朝日食堂」で残念会。この店のマグロブツは秀逸。近くの台東区役所
のお役人が贔屓にしている。二人で黒ラベル5本、かなり十分食べて、5500円。た
まちゃんが奢ってくれる。
浅草・どじょうの「飯田屋」の裏に例の観音裏「ひまわり」が支店?を出した。その
名も「たんぽぽ」。チイママの純ちゃんの独立である。案内を貰っていたが、忙しくて
、顔を見せることが出来なかったので「朝日食堂」の帰りに寄る。
いかにも、浅草らしい気取りのない小さなバー。純ちゃんのほかに年かさのホステス
さんが3人。中高年向きのお店で、まあまあ満員。さて、儲かるまでになるか。純ちゃ
ん、頑張れ!
新宿・風林会館地下の「ノック」のママから、たまちゃんに携帯。「開業22周年で
お祝いをしているから来い」とのこと。ちょっと、疲れていたので、僕は棄権。たまち
ゃんだけが参加。ここのママ、何かにつけて、たまちゃんに相談するので「たまちゃん
んといい仲」と勘違いしていた。他にいい人がいるみたい。
四谷の「岩見桜」も残念ながら欠席する。博打で負けると、精神的に守りに入り行動
範囲が狭まる。
タクシーの運転手さんに、この日、聞いた話。
吉原のソープ街。一時は300店を越えたが、今は100軒強。その分、西川口にほ
ぼ同じ規模のソープ街が出来た。
ソープ嬢はJR鶯谷駅周辺に住んでいる人が多い。この「鶯谷」はキーワード。今の
ソープは昼間から営業しているので、朝、タクシーはこの辺りでソープ嬢を拾い、吉原
に送る。
ところが、客はタクシーを拾わない。高級店は電話を受けると「鶯谷駅」の前までベ
ンツで客を迎えにくる。もちろん、帰りも、この駅まで送ってくれるらしい。
高級店の相場は3万5000円前後。一番、綺麗な娘がいるという評判なのは「夕月
」だ、と言う。
若い頃は、この種の情報にも関心があり、吉原物語を書きたいと思ったが、毎日新聞
の品位がこれを許さず、そのままにしていた。
人間、枯れてから「色と欲」を淡々と書くのも良いかも。
仕事場に帰ると、情報通から連絡。農水相辞任が実現するらしい。昨年11月27日
の「ここだけの話」で「辞任すべきだ」と主張してから約4ヶ月かかった。すべからく
、日本はスローモーションだ。
<何だか分からない今日の名文句>
花魁は鼻の先欠け?
4月1日(月) 芥川龍之介は毎日記者だった
出社したら、丁度、地下の毎日ホールで入社式が行われていた。廊下に出てきた新人
君を見ると、みんな背が高い。
35年前、入社した時は、俺が一番背が高い、と思ったが、トイレで新入社員と並ん
で小便をすると、僕が一番、背が低い。
ことしの新人は76人?
これまで、何人ぐらいの人間が毎日新聞社に草鞋をぬぎ、飯を食ったのか。5万人?
10万人?
急いで「ここだけの話」を書く。サンデー毎日が生まれた80年前、芥川龍之介は毎
日の記者だった、という逸話を紹介しながら、昨今の「週刊誌の凄さ」を書く。
「世界週報」も締め切り。近くの喫茶店で急いで書き上げる。日本共産党の「民主主
義中央集権制」をかなり厳しく批判する。僕は「反共」でも「反自民」でもない。が、
全体主義には反対しなければならない。少数は多数に従う、下流は上流に従う、という
「全体主義」に反対なのだ。
党官僚が民衆主義的装いをしながら、実は庶民党員を苦しめる「理論武装」に反対な
のだ。力より、優しさ。それが本当の政治、と僕は思う。
夕方、浅草まで散歩。六区の映画館「大勝館」が、長いこと、休館していたが、こと
しの初めから「大衆演劇場」になっていた。気づかなかった。
午後9時まで橘菊太郎劇団の芝居と舞踊ショーを堪能する。客席で「思わぬ人」に会
う。その「思わぬ人」の紹介で、また「思わぬ女性」に再会する。
29年前、隣のストリップ小屋「ロック座」の楽屋で取材させてもらった女性である
。彼女、浅草の踊り子さんを引き連れてパリで公演した。当時、この話を聞き込み、ス
クープしたのはこの僕。でも75歳になったという女性は、当時、駆け出しの新聞記者
のことを全く記憶していなかった。
ロック座の風呂場のある楽屋で、素っ裸な踊り子さんに挟まれてドギマギしていた自
分を思い出す。そうそう、彼女に勝新太郎さんとの関係を聞くのを忘れていた……また
、いつか会ったら聞いてみるか。
<何だか分からない今日の名文句>
「強いばかりが男じゃない」と教えてくれた街
3月31日(日) 悪代官よ、さらば!
朝、TBSラジオで「秘書エレジー」のような話をする。昨今、議員秘書は得体の知
れない、薄汚い人種と思われがちだが、そんな人はごく少数。普通は「倒産の恐怖」に
怯えながら、中小企業の下働きをする善意の人ばかりだ。
「倒産」とは社長の落選。社長が落選すれば彼らは路頭に迷う。代議士は中小企業の
親父さんなのだ。(参議院議員は6年の任期があるので、少しは準備ができるが)
そんな中で、次々に起きる腐敗。すべては選挙に原因がある。そんな話をする。
日本共産党は大企業だ。秘書団は倒産の恐怖はないが、党から給与をピンハネされる
から、秘書は零細企業と同じレベルになる。どちらが良いのか。(僕は共産党のプール
ピンハネは法律違反だ、と考えている)
共産党元秘書の一人(例の友人とは違う人)から「党は酷いんだ」と訴えてられた。
「共働きしていた妻が急死した。子供が大学生1人、高校生2人、とてもピンハネされ
た給料では生活が出来ない。党に『秘書の正規な給料をもらえないか』と相談した。そ
うしたら『子供さんに学校を辞めさせればいいじゃない』と言われた。悔しくて悔しく
て」
本当なら、血も涙もない仕打ちだ。「組織」だけを大事にする政党。秘書残酷物語は
幾つもある。
まだ表面的な騒ぎになってはいないが、共産党のプール方式には怒りが渦巻いている
。自民党の某議員が実態を調べているらしく、政治問題化するかもしれないが……微妙
だ。11時、日本橋の三越の「こども橋サミット」で基調講演する。日本橋が出来て
来年で400年。そこで中央区の子供たちに「橋」を勉強して貰おう、というイベント
。僕が「日本橋総覧」の筆者・小林春吉の倅ということで、お鉢が回ってきた。
参加した子供たちが、お行儀が良いのに驚く。子供はもっともっと、いたずらが出来
なければ……。
深夜、横浜市長選で中田氏勝利。うれしい。と、言ったら、必ずしも正確ではない。
正確には、高秀さんが敗れて良かった、と言った方が正しい。
横浜新税を強行した高秀さんを「ここだけの話」でも、世界週報でも、TBSラジオ
でも「悪代官」と批判し続けた。本当のことを言えば「誰でも良い。悪代官をやっつけ
てくれ!狙い打ちの課税泥棒は許せない」という心境だった。
競馬ファンは25%の寺銭を払っている。この数字は世界でもかなり高い数字だ。1
0%は国の納付金になる。JRAに儲けが出れば、さらに第二納付金が国に入る。小泉
内閣は歳入欠陥を理由に、ことしはさらに50億円の特別交付金を搾り取る。
JRAは、WINSのある自治体に「環境整備費」を払っている。横浜市には1億円
払っている。
競馬ファンは二重三重に「納税」しているのだ。それなのに、高秀さんは市の赤字を
なくすため、と言って10億円のWINS課税を強行した。(僕は寺銭を下げろ!と主
張している)
税の公平を無視し、日本にまだ未だに残る「儒教」を利用した人気取り施策。許せな
かった。
多選、高齢にも問題がある。川崎市政でも多選の弊害が出たように、横浜ワンマン市
政には腐敗の臭いがあると言う人もいる。
実は、投票率があがらないので、やきもきした。世論調査で「10ポイント高秀リー
ド」と聞いた時には、不安だったが……ギリギリ、市民は「悪代官」とお別れ出来るこ
とになった。よかった。
利益誘導型政治が問わる昨今、高秀さんがその象徴のように思われたのは、気の毒だ
が……それにしても、中田さんは選挙上手。いくら、高秀さんに逆風が吹いたとしても
、オール与党に勝なんて……ひょっとすると、公明党支持者が、それほど一生懸命に高
秀さんの選挙運動に動かなかったのかも知れない。
中田さん、頑張れ!
高秀さん、意見の相違とは言え、最後まで、悪態をついて失礼した。
彼には、様々な立派な施策もある。それは正当に評価したい。ご苦労様でした。
<何だか分からない今日の名文句>
浜っ子を甘く見るなよ!次は新潟