約 一年半前から、韓国ドラマに夢中になっているのだが、何故か、”韓流の発火点”になった「冬のソナタ」だけは見なかった。
理由を探すと……韓国では視聴率が低かった! という話を聞いていたからだろう。
3月は「ありがとう」「星をとろう」を見て……特段、見たいものないので……というだけでなく「そろそろ韓国ドラマも卒業しようか?」という気分で、卒業記念? に「冬のソナタ」を見ようと決意した。
始めは面白くなかった。スピード感がない。
まるで、ラジオでフィーバーした「君の名は」を映画で見ると、駄作になったような感じだ。
10年以上前の「冬のソナタ」も”時代遅れ”なのだろうか?
ところが……ヒロインのチョン・ユジンが、学生時代に交通事故で死んだ恋人とそっくりなイ・ミニョンに出会った途端、展開が早くなる。嫌、面白い。
ユジンが「初恋の人」と婚約者のキム・サンヒョクとの間で心を揺り動かされる度に、音楽が変わる。その音楽が美しい。音で見せる。
絵画のように印象的で、開放感溢れる自然。雪が特別、綺麗だ。
第一話「出会い」第二話「はかない恋」第三話「運命の人」
初恋のチュンサンの死を知らされてから10年後、ユジンは、生き写しのミニョンと出会う。
第四話「忘れえぬ恋」ミニョンにひかれるユジン。
第五話「罠」ミニョンに掛けられた罠。この頃になると、ワクワクする。
第六話「忘却」罠に気づかずユジンを軽蔑するミニョン。でも……
第七話「冬の嵐」 ユジンはミニョンを助けよと工事現場の事故で負傷する。それがキッカケで、ミニョンの心は……
第八話「疑惑」第九話「揺れる心」ユジンから婚約解消を求められるサンヒョク。これを無視して、サンヒョクは、父母の前で強引に結婚宣言をする。
第十話「決断」結婚を白紙にしたユジン。ショックで入院する婚約者サンヒョク。やっぱり心配するユジン……
第十一話「偽り」では、ユジンは自らの「心」を偽り、サンヒョクの結婚に同意する。
そして、第十二話「10年前の真実」
ミニョンは自分をユジンの初恋の人、かつての高校生の仲間、チュンサンだ! と知る。これが、前半のクライマックス。
それをユジンに「俺はチュンサンだ」と告げたミニョンだが……彼女はこれを信じない。この頃、ドキドキ、ハラハラする。
第十三話「追憶」ミニョンの告白を信じないユジン。一方、ミニョンは記憶を求めて、高校生時代に過ごした「春川」へ。
そして運命の第十四話「二度目の事故」
ミニョンのことをチュンサンだ! とようやく気づくユジン。ところが……二人が会う瞬間、ミニョンが、ユジンを守ろうとして、交通事故にあってしまう。
第十五話「過去への旅路」
事故がきっかけで記憶を取り戻したチュンサン(=ミニョン)。チュンサンとユジンは改めてお互いを愛し合う。
これで終わるのか? と思ったら第十六話「父の影」第十七話「障害」結婚を決意した二人だが、周りの反対にあってしまう。
第十八話「運命のいたずら」結婚しようとした二人が、実は腹違いの「兄妹」と分かるのだ。兄妹では結婚出来ない。なんと言う皮肉?
第十九話 「父と子」
ところが……土壇場で大逆転? 実はミニョンの本当に父親はユジンの父親ではなかった。意外にも、ミニョンの父親は、婚約者サンヒョク二の父親だった。二人の恋仇が「兄弟」だったのだ。
でも、ユジンはまだ「その真実」を知らない。
そして、第二十話「冬の終わり」。
病に侵されたミニョンはニューコークに旅出すのだが……
今、14日午前10時過ぎ、全20巻を全て見終わった。
ちょっと泣いちゃった。
韓流ドラマは永遠だ!
卒業中止! 明日からも「韓流漬けの毎日」を続けるゾ!
<何だか分からない今日の名文句>
原題の『????』を直訳すると『冬の恋歌』
英題は『Winter Sonata』台湾では『冬季戀歌』