「自分の財産が 第一」の鳩山さんにウンザリ

 今、6日午前4時、韓国ドラマ「プレジデント」全25巻を見終わった。主人公は大統領という野望を実現したが、大きなものを失った。
 政争は「人間らしさ」を失う。ちょっとしんみりした。
 さて、現実の永田町のドタバタは?
 未だに「平成の脱税王」鳩山元首相が大きな顔をしている。
 三年前の一コマを思い出す。
 「私は最近、ヤクザ映画を見たが、民主党政権はヤクザ映画と同じではないか」と口火を切ったのは自民党の重鎮、与謝野馨さん。
 ヤクザの世界では、親分の罪をかぶり、子分がブタ箱にぶち込まれるが、鳩山由紀夫はまさにヤクザ。
 「総理、あなたの秘書の勝場さんは、あなたの犠牲になった。総理、あなたは犯罪人ですよ」と与謝野さんが挑発した。
 「総理、あなたは平成の脱税王だ。鳩山邦夫さんから聞いた話だが、うちの兄貴(総理)はしょっちゅう、おっかさんの所に行って、子分に配る金がいるからと、お金をもらっていた」
 まさに鳩山家流「こども手当」だ!
 母、安子さんから12億6千万円を貰いながら、収支報告書を偽装。犯罪人である。こんなに多額の脱税をした人物なんて、記憶にない。
 最後は贈与と認め、5億7千万円の贈与税を払ったが、これは親分が「お縄になる事件」だ。
 犯罪人の総理大臣は、この時「政界を引退する」と言ったが、そんな気配なんてまるでない。平気で、居直り、小沢政局でキャスティングボートを握ろうとする。
 爬虫類の目をした脱税野郎!
 許せない!
 なぜ、小沢さんのように、鳩山さんは離党しないのか?
 それには「隠れた理由」がある。財産が惜しいからだ。
 96年に民主党を設立した当時、鳩山さんは設立資金27億円のうち17億円を出している。母、安子さんの「こども手当」である。
 (安子さんはブリヂストンの創業者、石橋正二郎氏の長女)
 離党する場合、党の財産権を放棄することになるから、大損なのだ。
 鳩山さんが「党に残っても闘争を続ける」と話す裏には「自分の財産が第一」の思いがあるからだ。
 小沢さんは「国民の生活が第一」というが、これも真っ赤な嘘。
 「自分の選挙が第一」と正直に言うべきだ。
 2011年、鳩山さんは、42億円の「子ども手当」を貰っていた、と所得報告書に書いてある。
 こんな人間が「国民の生活」なんて分かるはずがない。
 鳩山、引退せよ!
 民主党の崩壊劇が見せる「腐敗列伝」。心ある人の追及が待たれる。
 さて、日曜日は福島競馬の七夕賞。久しぶりに、競馬場に行くぞ!

<何だか分からない今日の名文句>
「国民に偽りを言うベキではないので反対票を入れた」
(鳩山さんの見事なウソ)