25日は雲一つない。野暮用の房総から、蒼い「海ほたる」経由で東京競馬場へ。
久しぶりの「満員御礼」。約12万人入った。
凱旋門賞でクビ差2着と惜敗した3冠馬オルフェーヴルは大外8枠17番。牝馬3冠馬ジェンティルドンナも大外8枠(15番)、
秋の天皇賞で惨敗した、実力はあるが人気薄のトーセンジョウダンも8枠(16番)で……「8枠」だけが気になった。
穴党としては……(前回のブログで書いたように)トーセンジョウダンを頭にして積極果敢の「冗談三連単?」を大量に買う。その上で、枠の「8ー8」のゾロ目馬券を「押さえ」で買った。
名手・スミヨシが体調イマイチのトーセンジョウダンを直線まで持たせたがゴール200メートルで止まった。
後はオルフェーヴルとジェンティルドンナの一騎打ちだった。
良い勝負だった……が、審議になった。
残り200メートル。オルフェーヴルが満を持して、逃げるビートブラックを捉えようとした瞬間、内からジェンティルドンナが進路に入ってきた。二つの馬体がぶつかった。こうなると、格闘技になる。
オルフェーヴルは2頭分、外へ大きくはじかれた。素早く、立て直したが、その間にジェンティルが前へ出る。
オルフェーヴルは3歳牝馬とは負担重量が4キロの差ある。不利である。縮まりそうで縮まらない差。ゴールでも、鼻差のままだった。
掲示板に、ジェンティルドンナが一着。オルフェーヴルが惜しい二着。
歴史に残る名勝負! である。
しかし、この一連の出来事が「進路妨害」に当たるか? 審議になった。これも当然だった。
採決委員が慎重に審議した。歴史に残るレースだから、慎重な審議が求められる。
「公正」が第一である。
結果も妥当だった。
しかし、長引いた。あまりに長引いた。
実は、下位争いでも、同じような「訴え」があって時間が掛かったが……それにしても、地上派のテレビ中継時間内にジャパンカップの結果が出なかった。
「公正」ではあるが「敏速」に欠けた! ファンに、迷惑を掛けた。馬券を買った「お客様」に失礼だった。
「採決は聖域!」という認識。これが採決委員の「独善」に繋がっていないか? どこかに「勘違い」があるような気がする。
「敏速な判断」をルール化しないと……お客さんは逃げるぞ!
JRA職員の努力の甲斐があって、ジャパンカップの売り上げは200億円を超えた。ダービーを上回った。
嬉しいことばかりではあるが……あえて苦言!
<何だか分からない今日の名文句>
お客様は神様!