桜が散った「花まつり」

 この二日間、雨、風強く、桜が散った。
 仕事場に近い隅田公園では、「第25回桜橋花まつり」が4月6日、7日に開かれる。が、ことしは「葉桜まつり」?
 こんなに早く桜が咲き、(結構、頑張ったが)こんなに早く散るなんて……ああ、花の命は短くて……予定は「未定」にして、何が起こるか分からない。(7日、「桜橋 花のステージ」で、新沼謙治が歌うらしい)
 4日、がんセンターで「肺のフォロー検診」。2006年から、毎年「4月4日」にCTを撮る。
 肺に「5ミリ以上の磨りガラスの影」がある。ガンであるかどうか、微妙らしい。
 医師は「腺がんの疑いがあるが、まだ、治療する段階ではない」と観察を勧める。
 今年も「大きさも、色も、この一年、変わりなし」という説明。こんなこと、何年続けるのか?
 慶応医学部放射線科講師の 近藤誠医師は講演で「中村勘三郎を死に追いやった抗がん剤とがん手術」と題し「検査、手術が悪だ」と力説している。
 検査がなかったら、早死にしなくて良かった、という理屈。これも、理解できる。
 「治療すれば長生き出来る」は「予定」にして「未定」。「決定」にあらず!
 「がんの研究に協力する」と決めているから、途中で「フォロー検診」を止めるつもりはないが……。
 「それで、がんと分かったら、どうするんですか?」と聞くと、医師は「牧さんの場合は放射線療法になるでしょう」
 エッ、以前は「手術!」と言っていたように思うけど。
 やっぱり、放射線療法が世界のすう勢なのか?
 午後、港区方面で野暮用。偶然、高見山親方を垣間見て、その「大きさ」に驚く。でも、動くのが大変?巨漢の苦しみ?強ければ良い、大きければ良い、というものでもないようだ。
 夜、関西電力から送られて来た「電気料金値上げ」に関する資料を勉強。
 さて、週末は、どうするか?
 桜も散って、緑が一段と美しくなる。
 やっぱり、桜花賞の阪神競馬場に行くか?
 当日の7日は雨が降るらしい。でも、桜花賞をあと何回、見れるか。
 寿命は「未定」だから。

<何だか分からない今日の名文句>
雨にも負けず、風にも負けず、馬券で負ける