16日昼、台風18号が首都圏を通過する頃、ついに、韓国歴史ドラマ「太祖王建」全184作品を見終わった。
184回は長かった。一回が1時間と見て、約184時間。正に「ついに」だった。
この8月、9月は「太祖王建」で暮れた。
ドラマは……9世紀末の朝鮮半島。新羅の国力が衰え、国土は新羅・後百済・後高句麗(高麗)に分裂していた。この三国が「再統一」を目指して、派遣を争う後三国時代。
再統一を果たしたのが「高麗」の指導者、王建だった。
台風18号で、 身動き出来ないので、休む間もなく、続編「光宗大王-帝国の朝-」に挑戦した。
「高麗」の国家体制を盤石なものにしたと称される王建の三男、第4代王「光宗」の半生を描いた物語である。
今、17日午前2時、5回目を見終わった。
まあまあ、面白い。
前作に続いて、テーマは「帝国主義」である。
国家が、自国の民族主義、文化、宗教、経済体系などを拡大しようと、新たな領土や天然資源などを獲得するために、軍事力を背景に他の民族や国家を積極的に侵略する。
韓国時代ドラマは、すべて「帝国主義」がテーマになっている。
恋もなければ、愛もない。
それでも、韓流が面白いのは「剥き出しの野心」をそのまま描いているからだろう。
日本のドラマは、あまりに「綺麗事」だから、面白くない。
当分、「光宗大王-帝国の朝-」に夢中になるか?
17日は台風一過?
動き出すぞ!
(毎日新聞7日夕刊「牧太郎の大きな声では言えないが」は「快い国家主義のワナ」。読んでくれ!)
<何だか分からない今日の名文句>
究極の野心は「国盗り」