週末、最後の紅葉を見よう!と埼玉県の「嵐山渓谷」へ。254号バイパスから嵐山町に入る。
京都の嵐山が似ているから、こう呼ばれるのか、確かに、イチョウ、カエデが重なり合って……「本場の嵐山」に似ているが、こちらは「童謡の舞台」のような、長閑な村。観光客はほとんど居ない。
小川町から流れくる槻川。透き通っている。
川向こうの山が大平山、山並みと清流が売り物だ。
小倉城の城跡があった。
築城年代は不明。城主は北条方の遠山光景。天正十八年に豊臣勢によって落城した、とある。
畑の真ん中にポツンと小さな寺があった。延命山大福寺。「ありがたい」名前だ。いかにも、童謡に出てくるような小さな寺。集落のひとが守っている。
「ふれあいの里・玉川」で、地図を貰って、隣村の「ときがわ(都幾川)町」に入る。
JR八高線の明覚駅は無人駅。一日に利用客350人ぐらい。駅舎は地元産の丸太で造ったカナダ風ログハウス。1997年(平成9年)「関東の駅百選」の第1回選定駅に選ばれた。
背流が生む「とうふ工房・わたなべ」の豆腐を買い、和菓子「かきぐま」の「一晩で硬くなる大福」を買い、有機野菜レストラン「Bons Legumes」で、昼飯。あとは、街のシンボル、樹齢1200年の大銀杏。
このあたりは、晩秋が似合う。東京から一時間半ぐらいで「晩秋」が楽しめる。
さて、12月。
特定 秘密保護法の行方はいかに?
今日2日、東京地区発売のサンデー毎日の「牧太郎の青い空白い雲」では、法案が成立すれば、今まで通りの「果敢な取材」で逮捕されよう!と呼びかけた。
自民党の石破茂幹事長が特定秘密保護法案に反対する市民団体のデモを「テロと本質的に同じ」と言った馬鹿げた話。それにしても、権力者は恐ろしい。
1日も、富山県南砺市で講演し「人が恐怖を感じるような音で『絶対にこれを許さない』と訴えることが、本当に民主主義にとって正しいことなのか」と述べたらしい。
恐怖を感じているのは、石破さんではない。
自民党の暴走に恐れているのは国民だ!
<何だか分からない 今日の 名文句 >
「山陰げ」だから「遅い秋」