25日も「粉瘤」に溜まった膿を出すのに、三田病院。取り切れなくて26日も。ああ、憂鬱な年末。
少し早い締切で、サンデー毎日新年号の「青い空白い雲」を書きあげる。川柳と都々逸を使って、訳のわからない「世相」を書いた。(1月7日発売)
で、26日夜、サンデー毎日編集部の忘年会。出来れば出たい。
注目の判決が一件。
農林水産省の補助事業をめぐる汚職事件で、収賄罪などに問われた元同省職員に、横浜地裁は25日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。
農産物直売所運営会社社長から「210万円を無利息、無担保、無期限」で借りたという「収賄罪」。
被告は「金は借りたが、個人的なもので職務とは関係ない」と収賄について否認したが……。
「無利息、無担保、無期限」は猪瀬さんと同じ。言い訳も同じ。
この判決は「猪瀬さんは間違いなく収賄罪で有罪」を証明している。
猪瀬さんの事情聴取は急ピッチ?
もう一つ、沖縄で「流血の危機」が予想される「政治的妥協」があった。
安倍さんは25日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に向け、沖縄県の仲井真弘多知事と首相官邸で会談し、日米地位協定に関し、環境面を補足する協定を締結するための日米協議開始など、基地負担の軽減策を示した。
仲井真さんは「驚くべき立派な内容だ」と評価し、移設先の名護市辺野古沖の埋め立て申請を承認する方針を固めた。
これは「裏切り」でもある。そんな妥協で、沖縄県民は許すだろうか?
かなり先になるが、詳しくは(すでに書き上げている)毎日フォーラム1月10日発売号「地球儀を俯瞰する外交の裏側 2014年『辺野古移転』で沖縄に流血の予感」を読んで欲しい。
東京と沖縄の温度差は全然違うのだ!
<何だか分からない今日の名文句>
無利息、無担保、無期限は「あげた」と同じ