「番狂わせ」

 23日は、ことし最初のGⅠレース「フェブラリーS」。野暮用を抜け出し、久しぶりに東京競馬場へ。
 8階スタンドの「見知らぬガードマン」から「元気でしたか? 心配していました」と声を掛けられた。
 意外にも、ここでは、僕は有名人?(笑)
 気分が良くなって、ついつい、賭け金が多くなった。
 で、メインレースは……最低16番人気のコパノリッキーが直線残り400メートルで早々と先頭に立って……「このまま残るんじゃないか?」。
 残り200メートルで後続を突き放し、唯一食い下がった、僕の本命・ホッコータルマエと馬体が並んだところでゴール。コパノリッキーが一瞬速く、駆け抜けた。快勝(怪勝?)だった。
 JRAの平地G1で、最低人気馬が勝つなんて…単勝2万7210円。サンドピアリス(89年エリザベス女王杯)に次ぐG1史上2番目の高額配当になった。
 田辺裕信騎手は「放心状態ですね」。
 デビュー13年目で、うれしいG1初制覇。 おめでとう!
 それにしても、軸をホッコータルマエにしていたが、16番人気には手が回らず、結局オケラ!
 夜、競馬仲間と例の「天ふじ」。例によって、親友のおごり。
 ソチ五輪、閉幕。
 こちらも「番狂わせ」が幾つもあった。
 思いもよらぬ「真央の尻餅」。そして、翌日「奇跡の舞」。「番狂わせ」のドラマに泣いた。
 「番狂わせ」は記憶に残る!
 (それにしても、完璧な演技のキムヨナが「銀」と言うのはおかしい。採点に数々の疑惑?アメリカでも「抗議」の渦。
 キムヨナは「終わったこと」と困惑しているが、韓国にとっては「涙の(八百長)番狂わせ」なのだろう)
 さて、今日24日も、東京競馬場は雪で中止になった分の「代替開催」。
 メインは共同通信杯。親友が推奨する 5枠7番のイスラポニータで行こうか?

<何だか分からない今日の名文句>
英語ではUpset
(1919年にサラトガ競馬場で行われたサンフォードメモリアルステークスで、アメリカ競馬史上最強馬の一頭、マンノウォー(21戦20勝)を唯一破った馬 Upset (1917年生)に由来する)
もっと簡単にはGiant-killing
番狂わせとは「巨人殺し」