「読売新聞」の部数が激減している?

 大阪の同僚記者が上京したので、4日夜は、例の人形町の「K」で、東京の後輩記者と3人で飲む。
 (この店の「ブリ刺」は秀逸!)
 やっぱり、新聞業界の裏情報が話題になる。
 朝日バッシングは、まだまだ続いているが、朝日の部数は激減しているのか?二人に聞いてみると……
 「朝日=信頼のクオリティ・ペーパー」と信じていた読者が、今回の騒ぎで、急速に離れ始めているのは事実だが、まだ、その数字は、はっきりしていないらしい。
 「むしろ、読売が減っている!」と後輩記者は言う。
 意外だった。
 ライバルの読売新聞は販売店に対する8月20日付の連絡では『今月のポイント』欄で『A紙作戦、千載一遇のチャンスです』と書いていた。
 ここでいうA紙とは朝日新聞。慰安婦問題で躓いた朝日から読者を奪って、販売を拡張しよう!という魂胆だと思ったが……
 「朝日のファンが読売に替えるとは思えないが……本当に、読売が減っているのか?」
 「朝日の大失敗で、朝日の購読を止めた人も多いが、むしろ新聞というメディアを止める人が出てきたんですよ。新聞を信じない人が増えた!ということ」
 もともと、新聞をロクに読まないけど、世間体があるから1紙だけ……という人が、今回の朝日騒動で「新聞」をやめる。
 本当か、嘘か、知らないが、読売新聞は1000万部!と豪語しているから「新聞をやめる人」が多いのも、読売がダントツ!だろう。
 ネットの存在、それに消費税増税、円安不況、老後破綻……冷静に考えれば、読売の部数が激減するのは当然かも知れない。

<何だか分からない今日の名文句>
読売さん! 新聞の敵は「権力」ですよ!