「戦時体制」に気づかぬ政治家たち

 10日午前零時、特定秘密保護法が施行された。
 悪法である。
 国の情報は、主権者たる国民のものだ。国民の知り得ない情報が存在すること自体、許されない。
 だから、悪法なのだ。
 続いて、集団的自衛権の行使容認。日本は「戦時体制」に突入する。
 11日夜、「調布の悪友」から電話。「ペンの力が弱くなった」と叱責された。
 戦争を知らない若い人たち(特に若い政治家)は「戦時体制の恐ろしさ」を知らない。それを知らせるのが、新聞の役目じゃないか!」と言われた。
 申し訳ない。
 世の中の極端な右傾化を止められない。その「苛立たしさ」。多くの日本人が不安がっているのに。
 それでも、新聞は平気で「自民党300議席の勢いで」などと選挙予測を“客観報道”している。
 僕個人としては、精一杯、書いているつもりだが……戦争反対のメディアの力が結集できない。申し訳ない。
 独裁政権のあからさまの世論操作で、憲法の無力化、メディアの無力化が進む。
 どうしたら、良いのか。
 安倍独裁に変わる「知恵と力の集団」がない。
 憂鬱だ。
 気分を変えて、夜中は、2歳牝馬のチャンピオンを予想。
 このところ、少しずつ「馬券成績」が良化している。「儲け」で黄色いジャンパーを買った。こんなこと、最近は皆無だった。
 年末の成績いかんでは、ことしは、大敗を避けることも可能?である。
 2006年以降の優勝馬8頭は、いずれも前走の着順が2着以内で、そのレースの上がり3ハロンタイム(推定)順位も「2位以内」だった。
 「上がり」重視で、考えれば、一勝馬だが、ロカだろう。
 抽選で、出走権を得れば?の話だが。
 今日、一段と寒くなる。週末は、風邪にご用心。
 例の「京大学生寮家宅捜索」の件、やっぱり「警察の暴走」のような気がするので……書こうかな、と思案している。

<何だか分からない今日の名文句>
関心は「選挙より競馬」の悲しさ