何という「屈辱的な演説」である。
29日午前(日本時間30日未明)、ワシントンの米議会上下両院合同会議で行われた安倍演説。
先の大戦への「痛切な反省」に言及し、アジアの国民に「苦しみを与えた事実」を認めた。
「侵略」や「おわび」という言葉は使わなかった。
その点も議論になりそうだが、僕が「屈辱的な」と言いたいのは、この歴史認識の話ではない。
アメリカの議会に対し(明らかな憲法違反の)「集団的自衛権の行使容認」を含む「安保法制」を夏までに成立させる!と約束する「屈辱」である。
まだ、閣議決定もしていない「戦争法制」を「必ず、夏までに成立させます!」と約束する。
そんな約束、「独立した国」のすることか?
日本は、いまだ占領されたままのアメリカの属国なのか?
安倍さんは、アメリカに押し付けられた憲法だから、自主憲法に変える!というが、冗談じゃない。
アメリカに「一緒に戦え!」と言われ、安倍さんは(行く行く憲法を替えて)日本を「戦争が出来る国」にしているだけじゃないか。
むりやり「集団的自衛権」の行使して、同盟国・アメリカがやる戦争に参加できるようになりました。褒めてください!というのが、安倍さんの「浅ましい本音」だ。
安倍さんは、憲法を売った。国を売った。
アメリカ様の言いなりになります!
一緒に、中国と戦います!と言うのだ。
ところが、アメリカは「中国とも仲良くやろう」がミエミエである。事実、アメリカは尖閣諸島では「領土問題では中立だ!」と言っている。
外交はその時々に変化する。
安倍さん!
おっちょこちょいも、休み休みにしてくれ!
今、30日午前3時。高原の街にいる。
世の中、GW。
僕も、一週間ぐらい充電するつもり。
しばらく、ブログも休みます。
<何だか分からない今日の名文句>
アメリカの アメリカによる
アメリカのための
「安倍演説」