7月1日8時59分60秒、何かが起こる?

 何しろコンピューターのことや、ネットのことに疎い。正直言えば、何も分からない。
 日本年金機構がサイバー攻撃を受けた!と言われても、コレ、どういうこと?
 正確なことは、まるで分からない。
 やって来た銀行マンから「うるう秒で、何か起こるんでしょうか?」と聞かれても……大体「うるう秒」のことすら、よく分からない。
 銀行マンが帰ってから、ネットで、正確のところを調べる。
 うるう秒とは?
 地球の自転速度が厳密には一定ではないために起きる「時間のずれ」を調整するための1秒。
 7月1日午前8時59分59秒と9時00秒の間に「59分60秒」が挿入さえる。これが「うるう秒」。
 なるほど。なるほど。
 でも、1秒入れただけで、何かが起こるのか?
 以前「うるう秒」はあまり問題視されなかったのだが、近年のコンピューターの進化で1秒当たりの処理能力がグッと高まっている。そこで、この1秒が、大規模なシステムへ悪影響を及ぼすことがあり得る。
 実際、前回の2012年にはオーストラリアのカンタス航空で機器トラブルが起き、国内発着便に最大2時間以上の遅れが生じたそうだ。
 素人は、この時、集中的に、サイバー攻撃を受けたら?
 何て思ったりするが、我が国の「うるう秒対策」は万全なのかどうか。
 急に、不安になったりする。
 さて、退院してから2週。明日、外来で、経過を診てもらって、順調なら、リハビリ、筋トレを再開するつもりだ。

<何だか分からない今日の名文句>
たかが1秒、されど1秒