誰が、どのタイミングで「安倍・無投票再選」を言い出すのか、注目していたが、その役回りは、二階俊博総務会長だった。
会期の長期延長で(表向き)追い込まれた安倍・自民党。一見、ピンチに見える。そのタイミングで、安倍再選の流れを作る。
二階流だ。
23日の記者会見で、9月の党総裁選について「立候補する意向のある人がいれば今年の初めあたりから動いているはずだが、誰からも聞かない」とやった。
もちろん、幹事長狙いの発言。
幹事長争いで、菅官房長官より、前に出た感じだ。
いま、永田町は安保法制より、己の人事のことばかり考えている。
どう転んでも、数の力で、成立する!と見ているからだ。
でも、一寸先は闇だ。
内閣支持率が、30%を割り込めば、事態は変わる。
ハッキリ言えば、二階さんだって、まだまだ「首相の座」に色気がある。
安倍さんの健康状態を注視している面々がウジャウジャしている。
安倍さんがハマっているドラマ「ハウス・オブ・カード」を思い出した。
安倍さんがハマっている主人公・フランクはホワイトハウス入りを目指す下院議員。
大統領候補ウォーカーを応援して、彼が当選したあかつきには国務長官のポストをもらう約束をしていた。しかし、大統領に当選したウォーカーはフランクを裏切り、フランクのホワイトハウス入りの夢は無残に散ってしまう。
耐えがたい屈辱を味わったフランクは、どんな手を使ってでも必ずホワイトハウスに入ってみせると心に誓う。
「どんな手を使っても」が安倍さんの口癖(笑)
戦争法案が、衆院を通過すると、永田町は人事一色。
なんとか、それまでに「戦争反対!」の世論を結集したい。
24日から、ルネサンス両国で、筋トレ再開の予定。
<何だか分からない今日の名文句>
あっちも、こっちも、浮き沈み