23日の日曜日、たまたま移動中で、某県某中都市の駅前広場で行われていた大学生中心の「安倍政権の打倒!」の集会に参加した。
学生が50人ぐらい。それを中高年が囲む。東京大学の教授が演説した。
でも、行き交う人の多くは関心を示さない。ちょぴり、残念だ。
何故、市議会議員などが、参加しないのか。労働者が参加しないのか。
この地では、反戦争の運動の組織化が遅れているているのではあるまいか。
来年11月の米大統領選に名乗りをあげた共和党のドナルド・トランプの勢いが止まらない、と朝日新聞が報じている。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の倍近い支持率を獲得しているという。
「どこかの国が日本を攻撃したら我々は助けなければならない。だが、我々が攻撃されても日本は助ける必要がない。それがよい協定だと思えるか」
21日に米アラバマ州で行われたトランプの支持者の集会で同氏がこう訴えると、会場からは一斉に「ノー」と罵声が飛んだらしい。
20日のテレビ番組でも「我々がすべきことは、仕事を取り戻すこと。中国、日本、メキシコを止めなければならない」と主張。「これまでで、最大の船を見たが、日本の車を積んでいた。日本は我々が牛肉を売ろうとしても受け取ろうとしない」などと、強い不満を表明した。
「 反日発言」がトランプの売り物である。
日本はアメリカに対して「完全な軍事同盟」を結んでいないことを説明しなければならない。
戦争をしない日本は、基地を提供する形で協力するアメリカの友好国である。
しかも、日本は中国と友好条約を結んでいる。中国は仮想敵国ではない。
(集団的自衛権を認めると、アメリカとの軍事同盟が強化され、中国が仮想敵国になって、平和外交はさらに難しくなるだろう)
日本はアメリカと親密ではあるが、断じて、アメリカの属国ではない。
いずれにしても、アメリカの焦燥感がトランプ支持の根底にあるのだろう。
「外交のバランス」が理解できない指導者が支持されるアメリカは危うい。
もっとも、日本だって「戦争大好きな安倍独裁」。他国を笑えないけど……
<何だか分からない今日の名文句>
アメリカの一極支配の終焉近し