10月10日、71歳になった。
この一年、真剣に「世界の平和」を考えるようになった。多分、これからの一年も、同じだと思う。
午後、某市で行なわれた「白井聡さんの講演」を聞く。京都精華大学の専任講師。気鋭の政治学者だ。もちろん、反安倍の論客でもある。
会場では、サンデー毎日(10月18日号)に掲載された彼の評論「いまこの国で何が起こっているか」のコピーが配られた。
彼が、その評論で引用したツイッターが愉快だったので無断借用!
@meow164: デモにも行かず選挙にも行かず、残業にも不眠にも負けぬ丈夫な体を持ち… 政府の増税にも決して怒らず…1日にバラエティ番組3時間と少しのCMをみて。政治運動する人あれば右翼だと罵り、反原発の声を上げる人あれば左翼だとレッテルを貼る。そういう無関心、経済奴隷にはなりたくない。
素晴らしい「反戦詩」ではないか?
夜「週刊文春の新谷編集長が三ヶ月休養」の情報を分析する。
安倍首相や菅官房長官との緊密な関係が噂になっている新谷さんに、何が起こったのか?
休養の原因は「空前のブーム到来!春画入門」とグラビア「日本美術の粋 めくるめく春画世界への誘い」……という特集記事にあるという。
今月8日、週刊文春の編集会議に、松井清人社長が姿を現し、春画を取り上げたことは文春の品位、伝統を壊すものだと説教。編集長の休養を発表したという。
カラーグラビアで掲載されている春画は、喜多川歌麿「歌満くら」、歌川国貞「艶紫娯拾余帖」、葛飾北斎「喜能会之故真通」。どれも、春画を代表する傑作なのに。文藝春秋社は春画を否定するのか!
「週刊文春」は、もともと、品位のある雑誌だったのか?(失礼!)
新谷さん、月刊文藝春秋の編集長になる!という噂だったが、情報通によれば「後輩が月刊の編集長になって、社長との間がギクシャクしていた」という。
何か、別に「理由」があるんだろう。
11日は小雨の中「毎日王冠」が行なわれた東京競馬場に。「牧太郎の競馬はロマン特別編」が載った毎日新聞号外が配られた。
戦争が始まると、競馬はどうなるのか?
70年前、 中山競馬場で、500頭の馬がガス壊疽血清製造のために殺された。この悲劇を書いた。
そうそう、久しぶりに「毎日王冠」は的中!楽しい一日だった。
(12日は休日で夕刊がない。コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」はお休み)
<何だか分からない今日の名文句>
10月10日は転倒予防の日
滑り止め つけておきたい 口と足
つまずいた むかしは恋で いま段差
あがらない 年金こづかい つま先が
(転倒予防川柳)