ブレア元首相は「謝罪」で済むのか?

 来週のサンデー毎日の「青い空白い雲」で、何を書くか?悩んでいたが「消費税と新聞」に決め、4日未明、何とか、書き上げた。

 新聞は「軽減税率扱い」にすべきか?いつかは、書かねばならない、と思っていたテーマだから書いた。

 で、当初、書こうと思っていた事を、このブログで、簡単に書いておきたい。

 それは、イギリスのブレア元首相がイラク戦争について謝罪を表明したことである。(CNNインタビュー:2015年10月25日)。

 要するに「フセイン政権は大量破壊兵器を保有している」という情報は間違っていた!と認めた。

 日本のメディアはあまり触れていないが、大ニュースだろう。明確な戦争責任が存在する。

 改めて考えなくてはならないことは、国際政治の舞台で、一国の最高権力者が、誤った判断で他国の国民の生命を奪ったことに対する「謝罪」とは何だろうか?

 どう責任を取るのか?

 単なる「謝罪」(外交辞令)で済む問題なのか?

 この疑問を書こうと思っていた。

 2003年3月、当時の小泉首相は読売新聞で「イラク攻撃支持」の論文を寄せている。小泉さんに、その真意を改めて聞いてみたい。「郵政三社上場」の騒動より重大な話だと思う。

 さて「消費税と新聞」は、なかなか一刀両断に書けない。デスクの意見もあって、何度か、書き直してみたが……ギリギリの表現で……仲間内に「敵」を作るかも知れないが……これも、物書きの宿命。覚悟しなければ。

 この日、京都屈指の紅葉の名所、永観堂禅林寺でライトアップ。境内の放生池周辺で、イロハモミジ、ヤマモミジなど約3000本が色づき始めている。

 秋は、やっぱり、京都かなあ?

 <何だか分からない今日の名文句>

 政治家の「良心」、 物書きの「良心」