28日午後、ちょっぴり早く、週刊文春のゲラを入手した。
例の甘利さんの賄賂の話。「甘利大臣の嘘と告発の理由」というのが「スクープ第二弾」だ。
「私が甘利大臣に百万円手渡したのは紛れもない事実です。当時のメモ、音声など、決定的な証拠はすべて揃っています。私は甘利家と古い縁があり、総理の観桜会にも招待されました。今回の告発について、私の背景を怪しむ声も耳にします。ならば決断に至った真相を包み隠さずお話ししましょう」。こんな書き出しだ。
この記事で分かったことは、告発男性が「その筋の人」と言われていたが、実は「右翼の元会長」だったこと。
しばらくして、週刊新潮の「甘利大臣を落とし穴にハメた情報源」というゲラも入手した。
そこでも、新しいことは「右翼の人」だった、ということだ。
自民党の先生方は「右翼の人」と付き合う。改憲で意気投合する。しかし、 時に「カネ絡み」の争いになる。
甘利さんは、この「元右翼の人」に「千葉県甘山会」を作ってもらっていた。
それにしても、甘利さんの「脇の甘さ」には、驚かされる。世襲議員だから、甘いのかな?
29日、記者会見の予定。「私はハメれた。被害者です」なんて言わないで欲しい。
外国メディアが見ているのだから。
<何だか分からない今日の名文句>
週刊文春は「筋が悪い」スクープだが、
賄賂はワイロ!