国立がんセンターを退院して22日で一週間。午前、午後、仕事場からJR浅草橋駅まで1日に2往復している。
体力回復が目的だが、コンビニを覗いたり、カフェに寄ったり……でも、何か、物足りない。
原因は、浅草橋界隈から「本屋」が無くなったからだろう。
コンビニの書籍コーナーでは、立ち読みしても10分で「お釣り」が来る。
本屋のない街なんて……アマゾンに本を注文するのが下手くそなので……。
で、21日はモールの本屋に足を伸ばした。
まず、購入したのは『大法輪』2016年7月号。
特集は「仏教と世界の《地獄》事典」である。1934年(昭和9年)より毎月発行している仏教総合誌。特定の宗派にかたよらず「仏教」を紹介している「入門編」のような使い方している。この雑誌も、かなり大きな書店でないと置いていない。
血の海、糞尿の池、沸騰した風呂釜、鬼たちの激しい責め苦……。仏典では、そのように説かれるが? 「地獄」とは、一体、何か?
仏教以外の世界の諸宗教においても「地獄」の存在は古来、語り継がれている。で、勉強しようと購入した。
もう一冊「元国税調査官が暴く パナマ文書の正体」も買った。
世界に衝撃を与えたパナマ文書。プーチン、習近平の疑惑。キャメロン首相に至っては国民の批判が噴出し、英国のEU離脱にも影響を及ぼしているそうだが、日本では大事件になっていない。
なぜなのか?
この本も、大きな書店でなければ見つからない。
約一時間、大きな「本屋」の隅から隅まで。ちょっと疲れた。
<何だか分からない今日の名文句>
十六小地獄
地獄は正方形をしており
東西南北?に四つの門があり
門一つごとに小地獄が4種類。
4×4で、地獄は十六種類ある。