気がついてみると、今週(7月18日から)のブログでは「都知事選の鳥越俊太郎」のことばかり書いていた。
もっと大事なことが幾つもあったような気もするが……例えば、大橋巨泉さんが無くなったことも、大きなニュースだった。
サンデー毎日の「牧太郎の青い空 白い雲」578回で「大橋巨泉さん(日大一高の先輩)が5月下旬から集中治療室に入っているらしい。体重は43キロ以下に激減し、歩けないらしい」と書いていたが、これほど、早く亡くなるとは……
6月27日発売の『週刊現代』のコラム「今週の遺言」で、大橋さんは「いつまで生きられるかわからない」と書き、計930回に渡って続けてきたコラムの終了した。
その巨泉の最後の遺言は……「一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍信三に一泡吹かせて下さい」だった。
参院選で自民・公明圧勝。大橋先輩の叱咤激励にも関わらず、日本人は安倍政権に一泡吹かすことが出来なかった。
で、「一泡吹かせるよう!」と鳥越俊太郎が都知事選に立った。その結果を見ず、大橋さんは無くなってしまった。
大橋さんが言った通り、安倍政権は恐ろしい。じつに、恐ろしい。
例の週刊文春の鳥越・女性スキャンダル報道。過去に鳥越俊太郎さんが、自身の別荘で20歳の女子大生とキスをした、という話。これを「女子大生淫行」疑惑に仕立て上げている。
「キスの経験もない20歳の大学生を富士山麓の別荘に誘い込んだ鳥越氏は二人きりになると豹変したという」と長いサブタイトル。如何にも「悪者」。
まるで「犯罪」のように書いている。
しかし、本文には 「キスをしたが、セックスには至っていない」と書かれている。妙ちきりんな話だ。
鳥ちゃんは事実無根だ!と言っている。万一、キスしたのが事実だとしても、何が問題なのか?
学生とはいえ、20歳の成人である。条例違反の「淫行」に相当するはずはない。
しかも、その肝心な女性の証言さえない。
明らかに「鳥越殺し」の陰謀である。
大橋巨泉先輩が「安倍の野望は恐ろしい」と遺言したのがよく分かった。
鳥ちゃんは窮地!でも、この正念場、陰謀をあばき、鳥ちゃんは反撃するだろう。
良質な都民は一致団結、「安倍政権の陰謀」と戦う。
まるで、ドラマを見ているようで、ワクワクする(笑)
何のことはない。また今日も「鳥ちゃんと都知事選」の話になってしまった。
週末は、都知事選のことは忘れて、高原の町に行くつもりだ。
早く来い来い、梅雨明け!
<何だか分からない今日の名文句>
誰彼構わず、 埃を叩いているうちに
週刊文春は「誇り」を失った!