安倍さんが「カジノ法案」を急ぐのはトランプの命令?

 今週の毎日新聞月曜日(12月5日)の「牧太郎の大きな声では言えないが」で、こんな事を書いた。タイトルは「田舎のプロレス」。

 【安倍晋三首相の側近、萩生田光一・官房副長官が「(野党の国会対応は)『田舎のプロレス』と言ったらプロレスの人に怒られるが、ロープに投げて、かえってきて空手チョップで1回倒れてみたいなやり取りの中でやっている。ある意味、茶番だ」と話した。これを聞いてプロレスラーは怒った。ある格闘技のスターは、ツイッターで「コイツさ、世の中の全てのことをこうやって見下してるんだろうな」とつぶやいた。彼らにとって、プロレスは「命懸け」である。

 「失言!」なんて言うつもりはないが、高度の熟練に支えられた「離れ業」はもっと評価されるべきだ。萩生田さんに申し上げる。同盟国米国の新大統領は世界最大のプロレス団体「WWE」と深い関係にある。念のため】

 念のために書いた「トランプとWWEの関係」が現実になった。

 トランプがリンダ女史を中小企業庁(SBA)の長官に起用する!と言うのだ。リンダ女史はプロレス団体「WWE」の総師・ビンス・マクマホン氏の妻である。トランプは「ヤクザっぽい仲間」を大切にする。

 何故、 安倍さんが、突然、審議6時間でカジノ法を強行採決したのか? その秘密をご存知か?

 「トランプの命令」である。ニューヨークの金満ビルに、ご挨拶に行った安倍さんに、トランプは「カジノ法案は規制緩和に必要だ」と感想を述べたはずである。命令したのと同じだ。

 カジノ王・ラスベガスサンズのアデルソンさんは、トランプの盟友。大統領選挙戦で27億円の寄付をしている。日本のカジノ合法化はカジノ王に対するトランプの“お礼”なのだ。WWEの総師に「奥さんを大臣にするよ」と言ったように。

 ああ、日本は、一段と、アメリカの属国になった?

<何だか分からない今日の名文句>

超高速参勤交代のツケ!