昨日1月29日発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」を是非、読んでほしい。
<香港人「靖国神社」建造物侵入事件”長期勾留”の謎?>
内容は……昨年12月12日。ある香港人が東京・靖国神社の敷地内で、東条英機元首相の名前が書かれた紙のようなものを燃やし、建造物侵入の現行犯で警視庁に逮捕された。
逮捕する必要があるのか?微妙なところだが「微罪」である。一ヶ月以上も長期勾留する必要があるのか?
その疑問を書いた。
同時に、沖縄・辺野古反対運動にも触れた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への抗議活動で、器物損壊罪などに問われた反対派リーダー、山城博治被告が長期勾留された。この時も、主要メディアはほとんど報道しなかった。
山城被告は2016~17年に3回逮捕され、約5カ月間勾留されている。これは異常な長期勾留だ。この事件では、国連の作業部会が「恣意的な拘束に当たり、国際人権規約違反だ!」とする見解を日本政府に伝えている。
恒常的に「人権無視」が行われているのではないか? 是非、読んでもらいたい。
たまたま、毎日新聞がスクープした。
<防衛省沖縄防衛局が、辺野古沖の海上警備を巡り、業務を委託された警備会社に辺野古への移設反対派リストを作って監視するよう!と指示していた>というのだ。
リストは60人分。無断に取られた写真が付いていた。まるで犯罪者リストだ。
反対派を「大ぴらに」弾圧しているようなものだ。(憲法違反の疑いもある)
戦争に反対した人間が次々に拘束された「戦前の日本」。
安倍一強の日本は、あの時と同じなのだ!
<何だか分からない今日の名文句>
戦前、戦中の特別高等警察の時代
「銭湯の冗談も筒抜けになる」