何故か、政治家は「がんセンター」に現れない?

 19日は、がんセンターで肺がん手術後の定期検査。手術後2年半。幸い、今回も異常はなかった。

 多忙の主治医と、珍しく雑談。やっぱり「池江璃花子の白血病」が話題になった。

 「確かに痛々しいが、血液のがんは比較的、完治するケースが多い」という。

 「これに比べると、呼吸器のがんは面倒ですよ」。

 白血病より、肺がんの方が面倒? 他人のことより、心配すべきは我が身のことか(笑)

 でも、彼女だけは完治して欲しい! 最近は「娘」のような気までする。

 まあ、二人に一人が癌になる時代だ。しかも「死に至る病」ではなくなっている。

 僕の場合、早期発見だから、5年、何もなければ……。

 「がんセンターで、先生に手術してもらい幸せです」と感謝すると「でも、政治家は一人も、がんセンターにやって来ないんですよ」

 なぜ?

 「がんセンターに現れると癌と分かる。分かると選挙で票が減る!と思うんでしょう」

 「がん」で落選する?

 そんな時代かな〜?政治家はヘンな人種だ。

 仕事場に戻って、届いたばかりのサンデー毎日を読むと、ここでも「癌もの」が読ませる。

 大型連載「超高齢多死社会」の衝撃ルポ 「幸福な最期」迎える作法①

 筆者のお父さんの「最期」に、ちょっぴり泣いた。

 やっぱり「癌」は特別なのかなあ?

<何だか分からない今日の名文句>

癌と戦うか、癌と寄り添うか