安倍首相は苛立っている。
6日の衆院予算委員会。立憲民主党の議員が「加計学園問題で文部科学省内で見つかった文書」を追及。官房副長官だった萩生田光一文科相が獣医学部新設計画に関わっていた証拠!と噂される「あの文書」だ。
荻生田大臣「文科省の資料は知らない」
今井雅人議員「じゃあ誰が作ったんですか?」
その時、「あんたが作ったんだろう」とヤジを飛ばしたのは、何と「総理大臣」だった。
今井議員「総理失礼でしょ。謝罪してください」
安倍さん「あなたの可能性もゼロではないし……」
まるで「小学校」である。
安倍さん、苛立っている。
「安倍・菅」の関係が上手くいかないのだ。内閣改造以降、菅の力が徐々に強くなっている。
例えば……菅は側近の菅原一秀を経産相に無理やり押し込んだ。その菅原が「秘書の香典」で辞任すると、菅は後任に「梶山弘志」を選んだ。
梶山は菅が師と仰ぐ「梶山静六」の長男である。
このところ、両者の力関係が微妙に変わっている。
二階幹事長が「菅」に近くなりつつあるような気がするのだが……首相VS官房長官の「権力闘争」が始まった。
<何だか分からない今日の名文句>
安倍城は「築城三年 落城一年」