4日朝、アフガニスタンで人道支援に取り組んできた医師・中村哲さん(73)が銃撃され、死亡した。無念である。
ネットは「絶対に死んじゃいけない人が、絶対に死んじゃいけない場所で、絶対に死んじゃいけないやり方で殺された」と悲しんだ。その通りだ。
無念だ。
5日の新聞を読んで、ちょっぴり不愉快になった。
安倍晋三首相は4日夕、首相官邸で記者団の取材に「医師として医療分野に、また灌漑事業などにおいて大変な貢献をしてこられた。危険で厳しい地域にあって、本当に命がけでさまざまな業績をあげられ、アフガンの人々からも大変な感謝を受けていた。このような形で亡くなったことは本当にショックで、心からご冥福をお祈りしたい」と話したという。
安倍さん、本当に、そう思っているのか? 嘘だろう? そんな気がしてならないのだ。
この「哀悼の言葉」は長々しいが「平和」という言葉がない。
多分、事務方が用意した「お悔やみの言葉」なんだろう。
はっきり言わせてもらうが「軍拡派の安倍首相」と中村哲さんは全く真逆の人だ。
メディアが「反平和の馬鹿首相」にコメントを求めるべきではなかった!と思うのだが……仕方ないか。
権力はメディア、特にテレビを上手に利用する。「電波行政」という圧力、税金の圧力、スポンサーへの圧力……テレビが権力の言いなりになるのは仕方ないか?
せめて、中村さんに約束しようじゃないか!
我々は「軍拡嘘付き政権」を打倒するぞ!
<何だか分からない今日の名文句>
「平和には戦争以上の力があります。
そして、平和には戦争以上の
忍耐と努力が必要なんです」