土川 健之さんの「叙勲」は競馬ファンに対する“勲章”だ!

 9日夜、ニューオータニで「土川健之(JRA前理事長)旭日中綬章記念パーティ」。約200人集まった。

 土川さんは、時々、このブロクにも「競馬仲間」という表現で登場する親友の一人。滋賀県出身。岐阜大学農学部卒業。獣医師免許を取り、獣医師として日本中央競馬会に入会した。僕とは同い歳である。

 背がめっぽう高い。意志が強い。責任感がある。勝負に強い。でも、涙ぽい。

 だから好きだ。

 2007年9月1日、日本中央競馬会職員生え抜きとして初めて理事長に就任したのも、彼に「圧倒的なな人間力」があったからだ。

 春の叙勲で旭日中綬章を受章した。

 「勲章」なんて、彼には似合わない。

 でも、これは競馬に携わる人々全体への「勲章」と思えば良い。

 競馬という趣味は、これまで「低く」見れれていた。それを「知的なスポーツ」に変えたのも、彼の力だ。

 ひいて言えば、馬券を買って「25%の国庫納付金」を払い、国家財政に貢献している「競馬ファン」に対する「勲章」だ。

 パーティは華やかだった。

 同級生が、運動会で、土川さんが「児島明子」の仮装をした話を披露して、大笑いになった。(昭和34年にアメリカ合衆国で開催された第8回ミス・ユニバース世界大会で栄冠を獲得した女性。日本人として、アジア人として、ヨーロッパとアメリカ以外の女性として初めてのミスユニバースになった)

 会場で、昔の「知り合い」に何人も会った。

 昔の「コメンテーター仲間」の海江田万里さん、自転車の橋本聖子さん……2年ぶりに、新潟支局の後輩・丸ちゃん(丸山毎日新聞社社長)とも会えた。

 会場を出ると、ちょっぴり寒かったけど、楽しい夜だった。

 

<何だか分からない今日の名文句>

土川の信条『自分に忠実であれ』