統合型リゾート(IR)進出に絡み、中国のカジノ企業関係者が日本国内に無申告で数百万円の現金を持ち込んだ事件。いわゆる「秋元カジノ疑惑」である。
東京地検特捜部が外国為替法違反の疑いで「秋元」周辺を捜査しているのだが、これに「苛立ち」を隠さないのが、二階・自民党幹事長である。
当方が知っている「秋元カジノ疑惑」を整理してみると……
主役は「500ドットコム」という中国企業。オンラインくじ販売が主体の民間企業だが、業績は上がらない。(中国本土で唯一、合法賭博とされるのは「オンラインくじ」だけだが)
そこで、日本のカジノに目をつけた。2017年10月に日本法人を設立。カジノを開くために沖縄へ最大3000億円、北海道留寿都村へ1500億円ぐらいの投資を計画した。
カジノ認可には、それなりのルートで、それなりの工作資金が必要!と判断したのだろう。
そこで、暗躍したのが、コンサルタント「K」氏である。
カネが動いた。
カネを受けたったのは「秋元司議員」(の元秘書)。ここまでは地検の捜査で判明している。
多分、秋元逮捕!は時間の問題だろう。
で、その先である。二階さんが苛立っているのは「大疑獄」になりそうな気配を感じているからだろう。
特捜からの報告を受けている安倍首相は「二階潰し」にOKを出すのか?
今回の安倍訪中の隠れたテーマは「中国に近い二階幹事長」の処遇ではあるまいか?
<何だか分からない今日の名文句>
中国は「ワイロ王国」だから