「箱根駅伝」「ゴーン逃走劇」ばかりで「アメリカ・イラン戦争前夜」を報道しなくて良いのか?

 個人的には「穏やかな正月」だった。久しぶりに長男と一杯やったし、5日は谷中で「義理の父」の墓を拝み、10メートル離れた「東京日日新聞社(現毎日新聞)の創始者、条野伝平(山々亭有人)」の墓でも頭を下げた。

 帰りに、上野亀井堂で「アップルパイ」。外国旅行者と隣り合わせ。「洋風ケーキ」発祥の店は至って美味。贅沢な正月だった。

 でも、今年の正月、世界は激震が走っている。3日、トランプ大統領は、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を空爆で殺害した。

 この男、民間人を巻き込んで殺戮を繰り返す「札付き」らしいが、いきなり空爆で殺害するのは事実上の「戦線布告」だ。

 イランの最高指導者であるハメネイ師は「血で手を汚した犯罪者は、重大な報復を受けるだろう」と宣言した。

 もはや「戦争前夜」である。

 海外メディアが「切迫した状態」を逐一、伝えているが、日本のテレビは「箱根駅伝」と「カルロス・ゴーンの逃亡」ばかり取り上げて「世界の危機」を報道していない。

 安倍首相は「映画とゴルフの正月」だったようだが日本人は「アメリカ・イランの緊張」を対岸の火事のように思っていて良いのか?

 もしかして、自衛隊が“参戦”するかも知れない。ちょっと不安だ。

 さて、今日6日から「仕事」を始める。今年も、よろしく!

 

<何だか分からない今日の名文句>

安倍もメディアも「平和ボケ」