「大切な京都に共産党の市長は『NO』」という全面広告が飛び出すワケ?

 「2」並びの<2020年2月2日>投票の京都市長選。京都新聞社の世論調査では、4選を目指す現職の門川大作さんが公明党、自民党京都府連、立憲民主党府連、国民民主党府連、社民党府連などから推薦を受け、かなり先行しているらしい。

 気になるのは、この京都新聞に

 【大切な京都に共産党の市長は『NO』】

 【わたしたちの京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません】と言った全面広告が載ったことだ(1月26日)

 (朝日新聞にも、ちょっと小さいが、同趣旨の広告が載っている)

 広告主は、門川さんの支持母体「未来の京都をつくる会」。陣営の情報戦略の一つである。

 しかし、ちょっと「表現」が行き過ぎていないか?

 カネで新聞を味方にしているような気がしてならない。

 一強の安倍政権に対して「NO!」というのならまだしも「5党相乗りで圧勝確実!」と言われる中で、一弱の共産党?を狙い撃ちするなんて……江戸っ子の当方「恥を知れ!」と言いたいぐらいだ。

 (この広告の下に「ONE TEAMで京都を創ろう!」などの言葉と共に9人の著名人が顔写真付きで紹介されていたが、顔写真を掲載された日本画家の千住博さんや放送作家の小山薫堂さんは「許可なく掲載され、遺憾だ」と反発しているらしい)

 門川さんの陣営は山本太郎の「れいわ新選組」が一弱・共産党に加担したことに過剰に反応して、過激な新聞広告戦術に走った!と言うことなのか?

 だったら「山本太郎」を批判すれば良いのに。

 解散→総選挙を意識して「反山本」では困る!という“革新らしき政党”もあるんだろう(笑)

 それより、もっと気になるのは新型肺炎である。

 国内で新たに2人感染が確認され、奈良在住のバス運転手の男性は武漢渡航歴なし。人から人への感染が確認された。

 ちょっとやばい。東京でも、気をつけなければ。

 武漢市は封鎖されているが、大都会が「疫病」で封鎖されたのは1916年、ポリオ (急性灰白髄炎) による感染で、ニューヨークが封鎖された以来のことだ。あの時、6000人も亡くなっている。

 気をつけよう。

 騒ぎが大きくなると、デマも広がる。

 海外では「新型肺炎コロナウイルスと武漢ウイルス研究所P4実験室の関連を疑う報道」もあるらしい。生物兵器からウイルスが流出した?まさか。 

 冷静に、冷静に!

 

<何だか分からない今日の名文句>

反共主義は20世紀の遺物?