テレビが連日、各国の新型肺炎の「被害」を報じているが、その世界地図で「感染者ゼロ」の地域がある。
中国の隣国・北朝鮮である。
北朝鮮の国営メディアは「新型コロナウイルスの感染者は発生していない」と繰り返しているらしいが……海を挟んだ日本で感染者が急増しているのに、陸続きの北朝鮮がゼロ！なんて、誰も信じない。
確かに、北朝鮮は中国人観光客の受け入れ禁止や国境封鎖など、いち早く厳重な措置を取ってはいるが……むしろ、医療レベルが低いこの国では、新型肺炎が日増しに蔓延しているのではないか。
それより、中国に経済的に依存している北朝鮮が「鎖国」政策を取れば、打撃は大きい。
新型肺炎の蔓延＋経済破綻。北は窮地に置かれている！と僕は思う。
トランプ大統領はその「真相」を知っているから、外交政策担当の高官に「１１月の米大統領選前には北朝鮮の金正恩委員長との再会談は望まない」との意向を伝えたのだ。
メディアがいう「北朝鮮の非核化協議の進展が短期的には見込めないから」と言うのは綺麗事。この分析は間違っている。
トランプは「新型コロナで大変ですね。御同情します。アメリカは出来れば援助するつもりですが、アメリカの言いなりになりませんか？」と呼び掛けているのだ。
さて、北朝鮮は、どうするか？
ということは、親分国の中国はどうする？
新型肺炎が「世界」を変えようとしている。
＜何だか分からない今日の名文句＞
スペイン風邪は
各国の戦力不足を招き、
第一次世界大戦の終結を早めた