4日から、有馬温泉で始まった第61期王位戦7番勝負第3局。藤井聡太棋聖の戦型は矢倉だった。
でも、ちょっと変わった「矢倉」。素人の当方には「中途半端な囲い」に見える。
「専門家」らしき友人に聞いたら「藤井矢倉」(藤井流早囲い)と言うらしい。
でも、この戦法、藤井君が発明した「形」ではない。同じ藤井姓の「藤井猛九段」が発明した「囲い」。積極的な戦法らしい。
藤井君が注目される以前、将棋界で「藤井」といえば「藤井猛九段」だったらしい。
勉強になった。
昼時、藤井棋聖は68分の長考。王位戦では、1日目から「戦い」が起こることが多かったが、今回は重厚な序盤戦が続く。
45手目▲4六角の局面で、木村王位が次の一手を封じ、1日目を終えた。
1日目の消費時間は▲藤井棋聖4時間12分、△木村王位3時間34分。
五分と五分!である。
この日、発売の「FLASH」が
<安倍晋三 永田町を奔(はし)る〝吐血〟情報「私にはもう時間が…」>と題した記事を掲載した、
「首相が7月6日に首相官邸内の執務室で吐血した」という情報を誰が、リークしたのか?
ちょっと気になるが……取り敢えず、5日も「王位戦」だ!
<何だか分からない今日の名文句>
「俗手の好手」
(分かりやすい攻めが最善手?)