菅内閣の閣僚人事は15日中に決まったので、テレビを見る必要がない。で、16日は久しぶりに日本橋「丸善」へ。
明治時代、祖父さんの牧文次郎が「丸善」の丁稚→番頭をしていたので、本を買うなら「丸善」。昼飯は「丸善」が発明したというハヤシライス」。
一時間ぐらい、立ち読みして、「影の権力者 内閣官房長官菅義偉」(松田賢弥著)デフォーの「ペストの記録」雑誌ナンバーの「藤井聡太と将棋の天才」の三冊を購入した。
実は、気になったのは閣僚人事より「側用人4人組」の処遇だった。
昨日16日発売のサンデー毎日の「牧太郎の青い空白い雲/783回・超人気〝令和の田中角栄〟は『コロナ7業種』を救えるか?」の中で
<アベノミクスは失敗だった。物価がプラスになっても、賃金上昇が追いつかない。デフレ脱却!と叫んでも、今の日本は慢性デフレ病にかかっている。非正規雇用の比率が高くなればなるほど「病」は悪化する。(中略)菅さんも「側用人政治」を継承するのか?
杉田和博官房副長官、和泉洋人首相補佐官、北村滋国家安全保障局長……それに、まさかの今井尚哉首相秘書官。
もしかして「令和の田中角栄」が頼りにするのは「側用人4人組」だったとしたら……最悪だ>と書いたが、16日夜、「4人組」の処遇が決まった。
杉田和博、和泉洋人、北村滋の3人が再任。
今井尚哉首相補佐官兼秘書官が外れた。(多分、内閣官房参与に起用するつもりだろう)
安倍さんの「分身」今井さんが斬られ、前から「菅寄り」と見られた3人が残った。
先週号では「安倍退陣!今井さんら側用人に『半沢直樹』並みの〝倍返し〟?」>で
<今井さんが外れたら「経産省」のチカラは激減する。財務省、外務省などから「経産省に倍返し」が起るだろう>と書いたが……
でも、菅内閣の本質は「財務」「外交」ではない。(閣僚人事や3人組の再任から見ると)菅内閣の主流は「警察」ではないのか?
暫く、見ておこう。
<何だか分からない今日の名文句>
恐ろしい国家権力は?
徴税権、警察権、それに
公訴権(裁判にかける権利)