今日から10月。朝晩、冷んやりする。
昨日9月30日、JRAが「10月10日からの第4回東京競馬、第4回京都競馬、第4回新潟競馬を制限付きの有観客競馬で再開する!」と発表した。
無敗2冠牝馬デアリングタクトの秋華賞(京都)、史上3頭目の無敗クラシック三冠獲りにコントレイルが挑む菊花賞(京都)。ビッグレースがファンの前で共に実施される。嬉しいじゃないか。
現場に行くことは出来ないが、やっと「普通の日々」がやって来る。
言いたくないが、新型コロナの件では、メディアが必要以上に不安を煽る。その結果、イベントは軒並み「無観客」。お客さんがいない「苦しみ」のようなものが、芸能人の間に広がり「自殺感染症」をばら撒いている。
「悪魔」がその隙を狙っている。「普通の日々」に戻らないと、多くの人が「悪魔」の餌食になる。
「普通の秋」になりたい。なるべきだ!
10月の「NHK 100分 de 名著」は 谷崎潤一郎スペシャル。
30日午後、ちょっぴり難しい「野暮用」を済ましてから、日本橋「丸善」。谷崎潤一郎スペシャルのテキストを購入した。
「悪魔の谷崎潤一郎」の正体を勉強するためだ。
知らないことが多すぎた。
明治44年、授業料未納で東大を退学したことも知らなかった。この頃『少年』『幇間』『飈風』『秘密』を次々に発表。永井荷風に激賞されるが、翌年『悪魔』を出して居る。
「谷崎の悪魔」はどんなものなのか?
この頃、初恋の穂積フクが肺炎で死んでいる。各地を放浪、彼自身、神経衰弱を再発。徴兵検査を受けるが脂肪過多症で不合格だったことも「悪魔」と無縁ではないだろう。
谷崎自身が「悪魔」の餌食になっていた?
その谷崎が「悪魔」になって、女性たちを翻弄する。翻弄しながら書く。
「100分 de 名著 谷崎潤一郎スペシャル」は10月5日(月曜日)夜、スタート。(僕はいつものように「水曜日の午前5時半」の再放送で見るけど)
作家仲間、佐藤春夫との「細君譲渡事件」にも触れるのだろうか?
興味がある。
さて、今日から10月。美味いものを食べて、秋の夜長を楽しむか?
<何だか分からない今日の名文句>
野蛮で色好み、それで変態?