「苦手」は誰にもある。
5日の王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ。藤井聡太2冠が豊島将之竜王に171手で大逆転負けを喫した。
藤井君、これで豊島さんに対して、公式戦で0勝6敗。(2018年12月7日の非公式戦の新人王戦記念対局では先手の藤井君が105手で豊島さんを破っているけど)。
「一生、勝てない相手」なのだろうか?
藤井君は中学時代から落ち着きがあって、精神的プレッシャーを受けるタイプには見えないけど……天才にも「苦手意識」が存在する。
この日は、藤井君が徐々に優位に立ち、終盤へ突入したが、豊島さんが粘り粘って形勢を大逆転。
豊島さんは藤井君と同じように「ソフト」と共に勉強するタイプ。2013年夏、コンピューター将棋ソフトvs棋士「第三回将棋電王戦」でソフトに勝った実績がある。
いずれにしても、将棋は「戦国時代」。藤井君が「3冠」の渡辺明・名人に勝ち、その渡辺さんが豊島さんに快勝。負けた豊島さんが、藤井さんに勝ち続ける。
いや、面白い!
<何だか分からない今日の名文句>
中盤の「読み」はAIに敵わない!