無性に「美味いもの」が食べたくなる。何故か、手術をした翌日に「美味散歩」のクセが出る。
如何にも「老舗」を感じさせる店を浅草で見つけていたのだが、いつ行っても「暖簾」が下がっていない。
この店、潰れたのか?と思っていた「浅草・天婦羅晴光」なる店に、手術の翌日(10月20日)、わざわざ「1000円のタクシー代」を払って「出張」した。
潰れていなかった。12時半にオープン。公園通りで、30分も待たされた。
浅草で4代続く天麩羅専門店だそうで、こじんまりしている。カウンター・テーブル合わせて11席。
10月の季節の魚と言えば上品な味の「沙魚(ハゼ)」。期待通りの美味だった。瀬戸内海の塩で食べた。
(東京都台東区浅草1-14-8 03-3844-8701)
ともかく、天婦羅の季節だ。
この間も、美味い天婦羅屋を見つけた。
「天婦羅 多から家」。
国際通り沿い。壊れそうな古い建築ではあるが、実に美味い。
車海老 芝海老 熊海老(フラワータイガー)からなる「海老尽くし天丼」。それに「穴子」を追加した。
エノケンが贔屓にしたらしい。
秋の浅草は美味の宝庫だ。
<何だか分からない今日の名文句>
天婦羅食べて秋を知る