連続全休の白鵬、鶴竜に、横審は「天道」を教えろ!

 大相撲11月場所。昨日18日まで、ご贔屓・遠藤は6勝5敗。物足りないが、膝が痛いから仕方ないか。

 横綱がいない「土俵入り」。遠藤の「化粧回し」に特別、拍手が沸いた。

 白地に「天道」の大字。素晴らしい。良い男だから、余計、他を圧する。

 ご贔屓だから、何でも「素晴らしい」と感じてしまう。御免なさい(笑)

 「天道」とは、太陽が天空を通過する道。天然自然の摂理を意味する言葉だろう。

 戦国時代、武士の生き方は「天道思想」に支えられた。「天道」は仏教・儒教に日本の神道が結合した統一思想になっていた。

 今、「天道」と小兵・遠藤!

 彼は「運命」のようなものを感じているのかも知れない。

 今場所、ちょっと気になるのは、白鵬、鶴竜の二横綱が連続全休!という事態だ。

 場所後23日の横綱審議委員会。横審は黙っているのか?

 「激励」とか「注意」とか、形だけの言葉を出すらしいが……横審は「横綱の品格、責任」をどう考えるのか?

 初代委員長の酒井忠正さん(元伯爵、貴族院議員)と委員の作家・舟橋聖一、尾崎士郎ら錚々たるメンバーは、成績の上がらない横綱に“自ら進退を決せよ!”と警告した。

 令和の横審は、意を決して、二人に「天道」を教えたら良い。

 相撲道も「天道思想」に支えられているんだから。

 

<何だか分からない今日の名文句> 

「切腹」

腹部には人間の霊魂と愛情が宿っている!

<新渡戸稲造『武士道』>