北朝鮮外務省は平壌駐在の各国外交官に対し、新型コロナウイルス感染予防のために守るべき「超特級非常防疫措置」を通告。検温や消毒の徹底、会合制限に加え、何と「雪合戦」まで禁止した。
ひょっとして、日本でも、今年の冬は「雪合戦」が出来ないの?
まさか、とは思うが、このところ、お上は平気で「コロナ」を理由に「日本の文化」を次々に禁止している。
若い頃、毎日新聞新潟支局に赴任した時「雪合戦」の由来を知った。
新潟県魚沼市には「雪合戦発祥の地」の石碑が建てられていて、そこには「越後守護の一族上条定憲と越後守護代長尾為景が争った時、刀折れ矢も尽きてもなお、両者は戦いをやめず、雪を固めて投げ合った!」と書いてあった。
「雪合戦」は本当に「戦争」だった!
だから「お遊び」であっても嫌だ!という向きもある。(アメリカの小さな町・シビアランスには「人や動物、建物、樹木、車などを狙って、石やそのほかの発射体を投げる行為」が禁止され、雪合戦は違法!だった。9歳の少年が「この条例はおかしい!」と主張。最近、人に雪玉を投げ付ける「遊び」は合法化された)
「雪合戦」はスポーツでもある。
長さ36m、幅10mのコートを使用、雪球の大きさは直径6・5~7cm、1セットに使用できる数は90個……といったルールがあるらしい。
9日の情報番組は朝から「旭川の医療破壊」を報じているが、その病院の周辺は雪風吹。北海道の冬は厳しい。
せめて、子供達には「雪合戦」を楽しん貰いたいけど。どうだろう?
<何だか分からない今日の名文句>
壮瞥町の昭和新山国際雪合戦は
「北海道遺産」の一つ