経済界トップが揃って欠席の開会式で、天皇は「開会宣言」を拒否出来ない!のだ

 炎天下というか、百熱と言うか、何しろ暑い。

 北海道でも35℃以上?

 「北海道は東京より涼しい」という理由で、無理矢理、五輪のマラソンを「札幌」に変更したのに。ともかく、五輪トップはいつも「見当違い」だ(笑)

 トヨタの社長に続いて、経済3団体のトップも開会式を欠席する。結構なことだ。

 しかし、天皇陛下は出席され「開会宣言」をなされる。

 陛下の本当の願いは「中止・延期が好ましい!」だったのに……。

 確かに、オリンピック憲章55条3項は「開催国の国家元首が開会宣言を行う」と決めている。

 開会式で国際オリンピック委員会(IOC)会長が式辞の最後で、元首に宣言を要請する。これを受け、元首はオリンピックの開会を宣言する「段取り」。

 しかし、これまでにも、国家元首に代わって、代理(王配、副大統領・大統領代行、英連邦王国の総督)が、開会宣言を行ったことがある。

 多くの指導者が開会式に欠席するのに、天皇は出席して宣言せざるを得ない矛盾。お気の毒である。

 天皇は苦しまれていらっしゃるのではあるまいか?

 コロナ禍の最中の東京五輪。全世界、多くの人がコロナで死亡している。

 「名誉総裁」の天皇は「お祝い」は言えないだろう。

 五輪開催に関しては国論が分かれている。

 僕は、陛下のお立場を考え、お願いする側、つまり内閣とバッハが「開催宣言」要請を取り下げるべきだ!と思っている。

 それが出来ないとすれば、恐れ多いことだが、天皇陛下は「偽りのない東京五輪に関する本音」をお話しいただきたい。

 いずれにしても、天皇が一番、苦しんでいるのだ!!!

<何だか分からない今日の名文句>

バッハは「天皇」を利用するな!