台風8号が東京に来る!と言うので、午後、右手のリハビリを中止したのだが、予報外れ。東京は27〜28日は概ね快晴?
オリンピックには、それほど興味がなくて、近くの書店で「喰うか喰われるか 私の山口組体験」(溝口 敦著)を購入。
溝口さんは早稲田の新聞学科の先輩である。
田岡時代から山一抗争、五代目体制発足、山竹戦争、宅見勝若頭暗殺と「様々な抗争の裏側」を克明に書いているが、面白いのは「フリーライターの貧乏生活」。
仕方なく「山口組」で飯を喰しかなかったらしい?(第一章「血と抗争」を出す 短命に終わった「月刊”TOWN”」など)
それにして、なぜ溝口さんは「山口組」だけを描き続けるのか?
彼はこう書いている。
<山口組はご存じの通り日本を代表する暴力団だが、憎むべき敵、壊滅すべきだ、と言い切れない曖昧さを、私は心のうちに感じている。彼らがいなくなっても、壊滅しても、社会はいっこうに困らないと考える一方、この世に少しぐらい彼らのような遊侠の徒がいてもいいんじゃないかとも感じる。権力を持って悪いことをする人より、彼らのほうが可愛げもあるし、救いもある>
そう言えば、当方も「ヤクザ好き」なのかも知れない。
さて、コロナは深刻。27日の東京の新規感染者が2848人。来週には5000人超え?
オリンピックどころではないぞ。
<何だか分からない今日の名文句>
こうなりぁあ 早く終われと
蝉が鳴く
(bungaraya)