有馬はやっぱりエフフォーリア。金持ちは「より金持ち」に、貧乏人は「さらに貧乏に」。

 26日の有馬記念。

 グランプリ4連覇がかかる7番のクロノジェネシス、3歳で天皇賞(秋)を制した10番エフフォーリア。

 それに、ご贔屓の15番のキセキを絡めて、【7ー10ー15】の三連複を1万円!と決めていたのだが……キセキはどう見ても「三着になる可能性」がゼロに近い。

 で、悩んだ。

 ウイド「7−10」にすれば、まず、当たるだろう。

 で、オッズを見る。ウイド「7−10」の配当は1・7倍。1万円で17000円になる。

 7000円儲ければ良いじゃないか。

 と、思ったりした。

 でも、もしかして、もしかして。キセキが3着に入ったら、三連複「7ー10ー15】では1万円が85万1000円になる。

 考え、考え、やっぱり「可能性ゼロ」に近い夢馬券を選んだ。

 貧乏人の助平馬券!と思いながら(笑)

 仕方ないか(笑)

 金持ちはワイド「7ー10」に100万円賭け、60万円儲けるのだろう。

 で、結果は横山武史騎乗の1番人気、10番のエフフォーリアが強豪古馬勢を撃破。2着にディープボンド、3着に7番のクロノジェネシス。

 ウイド「7−10」はやっぱり的中した。

 キセキは良く頑張ってくれたが、10着だった。

 やっぱり「ワイド」で行けば良かったのに。ああ、情けないな(笑)

 競馬だけでなく、あれもこれも、経済格差。年の瀬、金持ちは「より金持ち」に、貧乏人は「さらに貧乏に」……という気分だ。

<何だか分からない今日の名文句>

永遠の友 疫病神に 貧乏神

(海足水さん作)