21日発売のサンデー毎日の城倉さんの「編集長後記」。
フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーの『社会契約論』(1762年)を引用して
「イギリス人民は、自分たちは自由だと思っているが、それは大間違いである。
彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、彼らは奴隷となり、無に等しい」と書いた。
代表民主制の限界?
有権者は選挙のときだけ王様で、後は奴隷!確かに、その通りだ。
だから、日本の政治家の大半が「選挙が終われれば王様」と思っているが……ルソーの時代とは違う。
選挙がなくても、ネットがある。ネットが「王様」を引き下ろすことが可能だ。
はっきり言って、自民党は「王様」だ。
でも、今回の参院選の結果が「僅差」になれば話は違う。
そうなれば、自民党が「王様」ではあり得ない。「僅差」になれば、ネットの力で、展開が変わる。
2012年12月26日から始まった自民一強の「2012年体制」。
これを打破すれためには、参院選で、自民党を「僅差」に追い込むのだ。
メディアの大半は「自民圧勝!」と予想している。多分、そうなのだろう。
反対勢力が勝てなくても「僅差」に追い込めれば、多くの日本人は「奴隷根性」から解放される。(詳しくはサンデー毎日次号「牧太郎の青い空白い雲」で「2012年体制」について書くつもり)
テレビ討論で「高市」とか言う王様が「れいわ新選組から消費税が法人税の引き下げに流用されているかのような発言がこの間から何度かあったが、まったくの事実無根。デタラメを公共の電波で言うのはやめていただきたい」と言い張った。
嘘ついてるのは高市さんの方だ!
税収の変化を見れば消費税の税収が上がり、法人税の税収が下がってるのは明らかじゃないか?
自民党という「王様」がNHKを使って、デタラメを言う。
この暴言を許さないためにも、自民党を「僅差」に追い詰めよう。
参院選のキーワードは「僅差」!
「僅差」に追い詰めれば、少なくて、声を大にして「当たり前の消費税廃止」を主張できるじゃないか(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
人間は自由なものとして生まれた。
同時に、鎖につながれている。
自分が他人の主人である!
と思っているようなものも
実はその人々以上にドレイなのだ。
(もう一つのルソー格言)