誰にも平等に訪れる「死」。その「死後」の世界はどうなっているのか?
70歳ぐらいになってから、そんなことばかり考えている。
21日午後、「かっぱ寿司」で昼飯を食べながら、東京新聞の一面の広告を見ていたら「死は存在しない」という刺激的な文句が飛び込んできた。
田坂広志著の『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』(光文社新書)。
「田坂広志」という名前、確か、民主党政権の時、東日本大震災の対策で「内閣官房参与」になった人物のような気がするが……どんな人だか分からない。
でも「死は存在しない」という文句に惹きつけられ「かっぱ寿司」の並びの書店で、購入。
寿司を食べながら、奇妙な本を読んだ。
面白い。結構、難しい部分もあるが、面白い。
簡単言えば、現代の科学は、『死とは、無に帰すること』と主張しているが、それを間違い!と言っているらしい。
今、22日早朝、ちょうど半分ぐらい。
ここでは……「意識」とは何か?を書いている。
「意識」は脳の作用から生まれるのか?
「身体全体」から生まれるのか?
科学はそれに答えを出していない!という。
ただ、意識の世界には「五つの階層」があるという。
日常生活の雑音に溢れた「表面意識」。祈りで生まれる「静寂意識」。
運気と関係する「無意識」。無意識と無意識が繋がるがる「超個的無意識」。
時間と空間を超えて繋がる「超時空的無意識」の世界。
どうやら「意識の五つの階層」の内、「超時空的無意識」が「死が存在しない」理由に結びつく?
死後の世界はあるのか?
その答えを探しに、後半を読む。
<何だか分からない今日の名文句>
自我、賢我、無我、超我、真我
(意識の5階層)