東松山市には行ったことがなかったが、WBC人気の「ヌートバーの実家」があると聞き、２５日、野暮用のついでに、覗いた。
深谷駅に似た「立派な駅舎」。「まるひろ通り商店会」は雨なのに、結構、人出がある。
めがね店、フラワーショップ、ふとん専門店、飲食店などの店頭に「おめでとう」「やったぜ世界一」「感動をありがとう」などの言葉とともにヌートバーの写真が飾られている。
産業会館のようなところに「ヌートバー」の展示室があった。
ここで聞いたのは……東松山市には「やきゅう神社」という神様がいる！
この神社の創建は、和銅５年（７１２）。かなり古い。
社記によると、平安時代の中頃、下総の国（千葉県と茨城県の一部）の城主平忠常が謀反を起こし、またたく間に近隣諸国を切り従え、大群をもって武蔵の国（埼玉県と東京都・神奈川県の一部）川越まで押し寄せて来た。
朝廷は、武将「源頼信」に追討を命じ、頼信は当地の「野久稲荷神社」に夜を徹して戦勝祈願をした。
すると、神様は「弓」を打て！と命じる。
三日三晩にわたる激戦。弓を弾き続け、頼信軍は勝利した。
帰陣した頼信は、野久稲荷に戦勝報告。この勝利は「弓」のお陰！と思い、野久稲荷を「箭弓（やきゅう）稲荷」と改めた。
五穀豊穣、商売繁昌、家内安全の守り神だが、今回のWBCでは、ヌードバーに「やきゅう稲荷」が乗り移ったのかも（笑）
大きなモールもあって、東松山は面白い街だ。
さて、２６日は高松宮記念。
このところ、１４着、５着と大スランプの「池添メイケイエール」を狙ったが、なぜか、この馬が一番人気！
どうしよう？と悩んだが、大スランプの村上だった決勝打を打ったんだから……ちょっと多めに買ったら、惨敗の１２着。
俺も、スランプだったんだ（涙）
＜何だか分からない今日の名文句＞
「野球」だけではない！
「團十郎稲荷」もあるぞ！
（江戸の時代、七代目市川團十郎は
「箭弓稲荷神社」を崇敬。
社に籠り芸道精進を祈願。
柳盛座の新春歌舞伎興行で
「狐忠信」「葛の葉」を披露。
毎日札止めの大盛況。
「末社・團十郎稲荷」を作った）