28日午後、いつもの様に「リハビリ」。
朝方、右脚に違和感があって、ちょっと不安だったのだが、療法士の大滝さんが「何かあったら、連絡してください。すぐ対応しますから。大丈夫ですよ」と言ってくれた。
やっぱり、年を取ると、何かにつけて、慄いている。
仕事場に帰ると、毎日新聞OB誌「ゆうluckペン」が届いていた。
第45集の特集は「いま、考える、人間の死」。
大先輩の牧内節夫さんは「死は後ろからやって来る」。
97歳の牧内さんは正直に「死」に慄いていると書く。
と言えば、徒然草には「死は後ろからやって来る」という言葉があったのを思い出した。
「死ぬ時期は年齢にかまわず、順序を待たないでやってくる。死は前の方から来るとは限らない。人がちっとも気づかないうちに、背後に音もなく迫ってきているのだ。人はみな、死というものがということは知っている。だが、その死というものは、まさかやってくるとは思ってもいないときに、突然やってくる。
それは、はるか沖のほうまで干潟となっているときには、潮が満ちるとも見えないのに、突然に磯の方から潮が満ちてくるのとはおなじようなのだ――」
「その通り!」かも知れない。
<何だか分からない今日の名文句>
潔く?