旧統一教会の「合同結婚式」ウイークで、教団が一番、大事にしたのは、今月3日に行われた関連団体「UPF(天宙平和連合)」によるピースサミット。
世界各国の要人約1000人が出席し、トランプ前大統領がメッセージ動画を寄せた。
アメリカ共和党と旧統一教会は「蜜月の間柄」なのだ。(去年、安倍さんんもメッセージを送り、それがキッカケで、安倍さん、暗殺された。今回も「安倍さんの写真」が会場に飾られた)
式典では、トランプ政権で国務長官を務めたマイク・ポンペオさんが登壇。韓総裁の活動に賛辞を送り「統一教会は日本で虐められている」と日本での「報道」に苦言を呈した。
まるで「日本国が間違っている」と言わんばかりだ。
気になるのは、同じ頃、自民党の茂木敏充幹事長が大型連休に訪米し、そのポンペイさんと会談していることだ。
「ポスト岸田」を狙う茂木さん、外相時代の人脈を生かして、アメリカの要人と面会して「次期首相候補」をアピールするのが狙い。
アメリカの要人と次々に会談して「優遇された」と言いたかったのだが、実情は「冷遇」されてしまった。(普通、自民党幹事長が訪米すれば副大統領クラスが合うものだが)唯一、合ってくれたのは「前国務長官のポンぺオ」さんだけ。
(民主党は、バイデン政権のサリバン大統領補佐官・国家安全保障担当が対応した)
はっきり言って、今回の訪米、旧統一教会の応援団ポンペオさんと会うのが、精一杯だったのだろう。
まして、共和党と旧統一教会の「関係」に言及することなど、出来なかったのだろう。
(逆に、ポンペオさんが「安倍さんのように旧統一教会と上手くやれ!」と注文をつけたかも知れないけど)
ともかく、日本の政治家は、どこへ行っても舐められている。
<何だか分からない今日の名文句>
アメリカの「くしゃみ」で
岸田政権、風邪を引く?