「おにぎり一個」を盗んだ85歳の男が逮捕された「非情な世の中」

 昨日17日、知人の話で「おにぎり」窃盗の老人のことを知った。

 仙台市若林区遠見塚2丁目の無職の85歳の男は、14日午後1時40分頃、近くのスーパーマーケットで181円の「おにぎり1個」を盗んだ疑いで、逮捕された。

 カネがなかった。

 男が犯行に及ぶのを店員が発見、男がそのまま店に出たため取り押さえ、突き出したらしい。

 食べるカネがない「爺さん」が居るんだ。

 俺が店員だったら「見逃す」だろう。タカが「181円のおにぎり」じゃないか!

 「おにぎり一個」が買えない老人がいる!

 そんな世の中に、誰がした?

 実は、発売中の「週刊SPA!」5/23号で「闇バイトで逮捕、賃貸難民、低すぎる年金地獄」の特集を隅から隅まで読んだ。

 生活が苦しい。誰にも相談できない。そんな孤独を抱えながら貧困に苦しむ中高年が激増している。

 闇バイトは若者だけではない。カネがないから、中高年が闇バイトに走る。

 「年寄り」を襲う孤独と貧困。ああ、嫌な世の中になってしまった。

 国は、防衛費を減らして、誰でも「食べられる世の中」を作ろうじゃないか!

<何だか分からない今日の名文句>

一方で、日経平均株価は3万円超え!