1等・前後賞合わせ史上最高額の5億円の『東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ』。2月14日から全国で一斉に発売されて、約一週間。
初日に70億円売れて、凄い人気だ。
発売額を660億円に増額しているが、2億2000万枚がなくなると追加発行はされない。途中で売り切れ、ということもある?
人気の秘密を分析すると、マニアの狙いは「5億円」だけではない。
例えば3等。昨年までは50万円だったが、今年は10倍の500万円になった。その分、当たる確率が昨年の10分の1に減ってしまったのだが、同じ3等でも当たったときのうれしさが違う。
そして4等5万円は賞金が一気に20倍の100万円になった。
昨年の3等を上回る賞金額で、かつ当せん確率は昨年の3等と同じ10万分の1。
狙いはズバリ4等! ある。
因みに、的中は……1等=3億円(22本)▽1等前後賞=1億円(44本)▽1等組違い賞=10万円(2178本)▽2等=1千万円(44本)▽3等=500万円(220本)
「宝クジ」の原型は江戸時代、神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で発売された「富籤(とみくじ)」。戦争中の1945年7月16日。政府が「勝札」(かちふだ)という名前で発売した。物資不足。副賞の賞品、タバコやカナキン(純綿のキャラコ)が人気だった。
それから、60年経って……一等5億円である。
宝クジの人気が沸騰したのは、1968年。 一等の当せん金が1000万円になってからだ。1976年12月21日には、 各地で年末のジャンボ宝くじ売り場に群衆が殺到。パニックで、福岡と松本では死者を出す騒動になった。
宝クジは、詰まるところ金額? 額で、売上が違う。
競馬のWIN5も、キャリーオーバーすると、売上げが上がる。
今回の「5億円」の成功? ら、行く行く「10億円宝クジ」が「想定内」になったのか?
さて、JRAの成績。GⅠレースの日に限って買おう、と決めたWIN5。東京9レース、京都10レースまで当たったが、東京10レースが「狙い過ぎ」で外れ……実に、実に難しい。
<何だか分からない今日の名文句>
幇間の久蔵、たまたま買ったは「松の百十番」