すっかりと言おうか、ウッカリと言おうか「蕎麦春秋」の締切を忘れて……金曜日の25日になって、編集者の佐藤女史に催促され、気がついた。
耄碌している?
土日は野暮用があって、書く時間的余裕がない。
当方、困惑していると、優しい佐藤女史「資料を用意します」と言ってくれた。そして、土曜日に「無人の仕事場の外階段」にソッと置いておいてくれた。
ああ、優しい編集者。
この好意に応えなければ……だから、27日の月曜日には書き上げなくては……そこで、頑張って徹夜の執筆。
28日午前3時50分、やっと書き上げた。
タイトルは「天麩羅蕎麦は谷中の質屋 池の端は”種物”広告の蓮玉庵」。
それにしても、賢い編集者だ。そう出られると、言い訳が出来なくなる。
嵌められたかな?
まあ、良いか。さあ、これから寝る!
<何だか分からない今日の名文句>
谷中の質屋? そのこころは……衣ばっかり