昨日(5月14日)のブログで「新聞記者がストリッパーで何が悪い!」と題して「記者の兼業」のことを書いたら、親しい競馬仲間から携帯で、「競馬記者がエージェントをして良いのか?」という質問を受けた。
騎手エージェントとは「騎乗依頼仲介者」のこと。どの騎手がどの馬に乗るか”整理”する人間。
競馬専門紙の記者さんが「騎乗依頼仲介者」になるケースが多らしい。
例えば、競馬◯ックのAさんが、岩田康誠、福永祐一、四位洋文……の騎乗を”整理”する、という具合らしい。
有力エージェントがレースを作っている、と指摘する関係者もいる。
その「お仕事」を「公正」なはずの競馬記者がするのは妥当なのか? という質問である。
僕には判断できない。
新聞記者と言っても、専門紙の記者さんは競馬サークルの一員。記者と言うより「評論家(予想屋さん)」として、競馬産業を支えている面々だ。一般紙や、スポーツ新聞の記者とは大分、性格が違う。
ただ、エージェントの「立ち振りる舞い」が気になることもある。
時々、目を通す、人気の競馬ブログ「競馬記者、ここまで書いたら取材拒否?!」に、気になる「トレセン四方山話」が載っていた。
引用する。
(騎手の)活躍に便乗していると言われているのが、某エージェント。彼は某競馬新聞の記者であるが、まだ競馬新聞記者としてのキャリアは浅く、周囲の認知度は低かったが、某騎手のエージェントをやってから一変。
調教師や関係者の間に顔が広がったと同時に態度も大きくなり、調教師をアダ名で呼び一喝されたり、調教師が行きつけのバーの酒を勝手に飲んだり……。「活躍しているのは、俺の力」と言わんばかりの行動を繰り返し、周囲からは非難の嵐。自分の本来の仕事は何かと考えて欲しいと切に思う。
ことの真相は分からない。が、その種の話はいくつかあるらしい。
専門紙の記者さんの「本来の仕事」とは何なのか?
専門紙の経営者、関係者の皆さんは、ちょっぴり考える必要があるのでは?……と競馬仲間には、こう応えた。
5月も中旬。金環蝕、東京スカイツリー・オープン。夢のある初夏だが……でも、やはり、この季節はオークス、ダービー!
競馬記者ではないけれど、競馬の話が書きたくなって……今日(5月15日)の毎日新聞夕刊のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが」では「全て『外れ馬券』に学んだ」を書いた。読んでくれ!(ネットでも読める)
<何だか分からない今日の名文句>
書いてナンボ、読まれてナンボ